カテゴリ:森田理論の基本的な考え方
森田先生は「あるがまま」について次のように説明されている。
「嫌なものが好きになる」 「不潔が平気になりたい」 「人前で恥ずかしくないようになりたい」 かく考えている間は、永久に強迫観念は、当然不治である。 ただそれを思い捨てる、すなわち「嫌いなものは嫌い」「人前は恥ずかしいものである」と、事実をそのままに見るとき、容易に嫌いは好きになり、人前も恥ずかしくなくなるのである。 これが私のいわゆる「思想の矛盾」で、逆になる所以である。 嫌いな食べ物でも、人並みにこらえて、仕方なしに食べていれば、まもなく好きになるのである。 少し回りくどい説明だが、要するに「あるがまま」というのは、不快な感情、不安、恐怖、違和感などに対して逃避したりやりくりをしない。 そのままに受け入れる。 自然に服従して生きてゆきましょうということなのだ。 不安を持ったまま「なすべきこと」淡々とこなしてゆきましょうということです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.05.19 06:50:10
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