カテゴリ:森田理論の基本的な考え方
人間の寿命は125歳だという人がいる。
でも実際にはそこまで長生きをしている人はいない。 生まれた時はみんな125歳まで天寿を全うする力は与えられているのかもしれない。 ところがその後の生き方によってどんどん命が短くなっているのではなかろうか。 体の健康、心の健康の度合いが寿命に影響を与えているのである。 体の健康では、食事の内容、適度な運動、体を温めるなどのケアが大切である。 食事について言えば、日本人の場合は食べ過ぎによって病気が作り出されている。 食べ過ぎ、飲み過ぎを抑制していくことが基本である。 私は現在、朝は人参リンゴジュースが一杯とヨーグルトだけである。 昼は玄米ご飯とみそ汁だけである。夜は缶ビールと自由な食事である。 これは石原結實医師の考えに賛同したからだ。 運動というのは激しい運動は控えている。 なぜなら哺乳類の心臓の拍動数は約20億回になっているそうです。 (長生きしたい人は鏡を見なさい 南雲吉則 朝日新書) 心拍数が150を超えるような激しい運動は、心臓に負担をかけすぎているというのです。 心臓は痛んだところが自然治癒で再生されるということはありません。 南雲さんは日常生活や仕事の中でゆっくりと体を使うことによって、体力維持を心がけることを提唱されています。 特にふくらはぎは第2の心臓と呼ばれています。 これを鍛えるためには簡単なことです。歩くことです。 現代人は車や電車に乗ることが多く歩くことが少なくなっているのは問題です。 その他風呂にゆっくり浸かったり、腹巻などを使って体を温めてやるというのはとても大切だと思います。 体温が1度下がると免疫力はかなり低下するそうです。 心の健康では悩みやストレスを溜めこまない生活が大切である。 生きていると悩みやストレスが全くないということは考えられません。 またそれらが、意欲ややる気の源となっています。 ただそれらに振り回されるというのは心身に多大な悪影響を及ぼします。 悩みや生きづらさに対して明確な指針を示してくれているのが森田理論です。 森田理論は神経質者にとっては必ず履修しなければならない、必須科目です。 心身の健康を維持することは、森田理論でいう「己の性をつくす」ということにつながります。 自分自身の心身の持っている力や能力を信じて、大切にして最後まで活用しつくしたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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