カテゴリ:不安の特徴と役割、欲望と不安の関係
リッツ・カールトンというホテルの接客は評判が良いそうだ。
普通ホテルに予約の電話をいれて満室の場合、「あいにくその日は予約で全室埋まっております。申し訳ございません」と断られることになります。 リッツ・カールトンでは、「私どものホテルではいっぱいでございますが、もしお困りでしたら、近くの同ランクのホテルの空き状況と料金をお調べしてご連絡できますが、如何いたしましょうか。よろしければ、私どもの方でご予約の手配もとらせていただきます。同業ですので割引できないかも伺ってみます」と返答する。 こんな接客をされるとうれしくなります。リッツ・カールトンのファンになります。 これは神経質性格にとってはとても参考になる話です。 神経質性格者は細かいことによく気が付く人です。 それが神経症に陥る原因にもなっているのですが、逆に心配性を逆手にとってきめ細かい気配りとして活かしていく方法もあります。 森田に「不安は安心のための用心である」というのがあります。 問題や心配事は小さいうちに対策を立てて解消しておくということになります。 思いつくままにあげてみましょう。 ・バスに乗るときや集談会に参加する時は、あらかじめ小銭や会費を用意しておく。 ・健康診断・がん検診は毎年定期的に受けるようにする。 ・必要ならがん保険、医療保険、損害保険、生命保険、自動車保険に加入しておく。 ・地震に備えて家具などを固定しておく。できれば耐震化工事を行う。 ・詐欺まがいのメールがたくさん送られてくるので、迷惑メールに振り分けるようにする。 ・不審な電話に出ないように留守番電話に要件を録音するようにする。 ・黄色信号では無理をしないですぐに停止するようにする。 ・車線変更する時は後続車の確認を徹底する。決して無理な追い越しはしない。 ・本能的、依存症の傾向のある人は、それに近づかないように心がける。 あるいは抑止力のある人と行動するようにする。 ・気分本位の行動は後で後悔することになるので厳に戒める。 ・家の補修、家電製品、パソコン、自動車などの買い替えに備えて資金計画を立てておく。 これ以外にも人それぞれいろいろあると思います。 小さな問題点や課題に気づくのは神経質性格のよいところです。 気づいたときにメモして忘れないようにする。 そして自分なりに整理して対策を立てて実行に移すことです。 境港方面から見た大山 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.06.12 06:20:08
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