今回借りた4冊です。
だいたい支離滅裂に借りているけど、今回の傾向は、強いていえば、「手当り次第」でしょうか♪
<市立図書館>
・エクソフォニー
・甘苦上海I
<大学図書館>
・東京湾景
・お尻とその穴の文化史
図書館で手当たり次第で本を探すのがわりと楽しいが・・・これが、図書館での正しい探し方ではないかと思ったりする(笑)
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【エクソフォニー】
多和田葉子著、岩波書店、2003年刊
<「BOOK」データベース>より
自分を包んでいる(縛っている)母語の響きからちょっと外に出てみると、どんな音楽が聞こえはじめるのか。母語の外に出ることにより、言語表現の可能性と不可能性という問題に果敢に迫る、境域の作家多和田葉子の革新的書き下ろしエッセイ集。
<読む前の大使寸評>
著者の『地球にちりばめられて』という小説を読んでいるところであるが、イラチな太子はさっそくこのエッセイ集を予約していたのです。
<図書館予約:(8/31予約、9/05受取予定)>
rakutenエクソフォニー
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【甘苦上海I】
高樹のぶ子著、日本経済新聞出版社、2009年刊
<「BOOK」データベース>より
仕事も生活もこだわりを満たして生きている。それでもまだ、何かが欠けているー51歳の女性企業家・早見紅子の前に、突然現れた蒼い気配を漂わせる39歳の男。欲望が肯定される街で、恋の冒険が始まる。
<読む前の大使寸評>
日本人のキャリアウーマンが、中国人社会で生きるとはどんなことなのか・・・
興味深いわけです。
rakuten甘苦上海I
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【東京湾景】
吉田修一著、新潮社、2003年刊
<「BOOK」データベース>より
「…最初がメールだったから仕方ないのかもしれないけど、なんかずっと、お互い相手を探ってるっていうか…。信じようとは思うのに、それがなかなかできないっていうか…」亮介の声を聞きながら、美緒は窓辺に近寄った。「ほんと、なんでだろうね?」東京湾岸を舞台にきらめく、寄せては返す強く儚い想い。芥川賞、山本賞受賞作家が紡ぐ、胸に迫るラブストーリー。
<読む前の大使寸評>
追って記入
amazon東京湾景
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【お尻とその穴の文化史】
ジャン・ゴルダン, オリヴィエ・マルティ著、作品社、2003年刊
<「BOOK」データベース>より
本書は、偏見と差別にさらされてきたお尻とその穴について、医学的・文化史的に考察した世界でも初めての書である。この肉体の最も秘められた部位は、古代エジプトに専門医がいたほど医学的に注目されてきたばかりでなく、文化的にも重要な意味を与えられてきた。その快楽は「ソドミー」と呼ばれキリスト教の最大のタブーとなったが、古代ギリシャ・インド・中国では性的快楽の器官として愛され、また中世・近世においても、サド侯爵といった特別な反逆者だけでなく、浣腸を愛したフランスの貴婦人たち、芸術家や英国の紳士たちにも、密かに愛されつづけたのである。古代エジプトの「アヌスの羊飼い」から、ルイ十四世の切れ痔、そしてマリリン・モンローの浣腸まで、隠されてきたもう一つの肉体の歴史が、初めて明らかにされる。
<読む前の大使寸評>
ぱらぱらとめくると、魅惑のお尻の挿絵のオンパレードであるが・・・
実は、太子の関心は持病ともいえる痔についてなんです。
rakutenお尻とその穴の文化史
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とまあ・・・・
抜き打ちのように、関心の切り口を残しておくことも自分史的には有意義ではないかと思ったわけです。
図書館大好き393