ネット巡っていたらデジタル朝日の「アジアで広がる鳥山明さんへの哀悼」というのに出くわしたのです。
おお 中国も韓国も鳥山明さんのマンガが好きだったのか・・・悪いのは政権の幹部だけなんだということがバレてしまったなあ。
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「竜珠」集めるから生き返って アジアで広がる鳥山明さんへの哀悼より
8日に発表された漫画家の鳥山明(とりやま・あきら)さんの死去はアジア各地でも伝えられ、追悼の声が相次いでいる。
中国でもこの日、ニュース各社がこぞって鳥山さんの死去を速報した。IT大手テンセントのニュースサイトには、訃報の特設ページも設けられた。
鳥山さんの「ドラゴンボール」は、中国語で「竜珠」と表記され、アニメが放映された1990年代を中心に絶大な人気を誇った。主人公・孫悟空の名前を含め、作品の初期は中国の古典「西遊記」の世界観を色濃く反映していたことも、中国で人気となった理由だ。
もう一つの代表作「Dr.スランプ」も、中国では「阿拉蕾(アラレ)」の名前で人気だ。
ニュースサイト大手「環球網」が掲載した訃報には、1時間足らずで500件以上のコメントが集まった。「(作中でどんな願い事もかなう)7個のドラゴンボールを集めるから生き返って」「幼い頃の自分へくれた無限の楽しさにありがとう」「永遠の古典」といった哀悼と感謝のメッセージが並んだ。
「『ドラゴンボール』を見て育った世代なので、鳥山先生が亡くなったと知って悲しい気持ちでいっぱいです」。北京市の男性(42)は8日、取材にそう語って肩を落とした。中国語版のマンガを読んでいたという。
「自国のコンテンツがまだ乏しい時代の中、『ドラゴンボール』は、80後(80年代生まれ)の若者たちの想像力の窓を開いてくれたんです」
中国外務省の毛寧副報道局長は8日の定例記者会見で、「鳥山明さんの訃報に深い哀悼の意を表する。中国の多くのネットユーザーも鳥山氏の死を悼んでいる。日本のより多くの知識人が日中の文化交流と友好のために積極的に取り組んでくれると信じている」とコメントした。
韓国メディアも8日、漫画家の鳥山さんの死去を相次いで速報した。
聯合ニュースは代表作の「ドラゴンボール」や「Dr.スランプ」が「韓国でも大きな人気を集めた」と紹介し、朝鮮日報(電子版)は「天才漫画家で、商業的に最も成功した作家の一人に数えられる」と伝えた。東亜日報(同)も「代表作の『ドラゴンボール』はアニメやゲームもつくられ、世界的に大きな話題を集めた」と報じた。
シンガポールの主要紙ストレーツ・タイムズは8日、「伝説的なクリエーター、鳥山明氏が68歳で死去」との見出しの記事を配信。「世界的に著名な漫画家の鳥山氏が亡くなった」とした上で、同氏の代表作「ドラゴンボール」が40カ国以上で翻訳され、世界で約2億6千万部が売れた「史上最も売れた漫画の一つ」と伝えた。
鳥山さんについて「ファンの間では、思春期の少年をターゲットにした現代コミックやアニメ映画の祖父と呼ばれている」とし、日本の多くの著名人や、人気漫画など多くのフィクション作品に影響を与えたとしている。また、2013年に朝日新聞の書面インタビューに応じた際の鳥山さんのコメントを引用する形で「僕の漫画を読者が楽しく読んでくれること以外に達成したいことはない」と述べていたと伝えた。(斎藤徳彦=北京、稲田清英=ソウル、河野光汰)
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「マクロン氏、サイン入り色紙を投稿 欧米からも鳥山明さんたたえる声で、フランスの鳥山明ファンの動向が伝えられています。