<男の友情、女の友情・・・2本立て館>
久々にくだんの2本立て館に繰り出したが・・・・
今回の出し物は「カラオケ行こ!」と「テルマ&ルイーズ」であり、館主の設けたテーマは「男の友情、女の友情」となっています。
「テルマ&ルイーズ」を映画館で再度(4回目)観るために、「カラオケ行こ!」の方はオマケの映画として繰り出したのですが・・・
なるほど、館主は「男の友情、女の友情」としてこの2作品を選んだのか♪、と感心したのです。
【テルマ&ルイーズ】
リドリー・スコット監督、1991年米制作、2024.5.9観賞
<Movie Walker作品情報>より
旅の途中での偶発事件をきっかけに、鮮やかに自己を解放していく女性2人を描いた女だけのロードムービー。監督は「ブラック・レイン」のリドリー・スコット。製作はスコットとミミ・ポーク、脚本はカーリー・クォーリ、撮影はエイドリアン・ビドルが担当。出演はスーザン・サランドン、ジーナ・デイビスほか。
〈ストーリー〉
アーカンソー州の小さな町に住む、子供のいない専業主婦テルマ(ジーナ・デイビス)と、ウェイトレスとして独身生活をエンジョイするルイーズ(スーザン・サランドン)の2人は、退屈な日常に別れを告げドライブヘ出掛けた。夕食を取るためカントリー・バーへ立ち寄るが、悪酔いしたテルマは調子に乗り、店の男ハーランと姿を消す。行方を追い駐車場へ向かったルイーズは、レイプされかかっているテルマを発見、ハーランに銃弾を撃ち込んだ。週末旅行から一転、逃避行へと化したものの有り金がない。仕方なくルイーズは恋人のジミーに助けを求めた。一方テルマは夫のダリルに連絡を入れるが、身勝手な夫は一方的に責めるばかり。
<大使寸評>
レイプされかかっているテルマのエネルギッシュなシーンもあったり、ルイーズのために理由も聞かずに大金を届けるジミーの優しさもあったり、悪化する状況にもかかわらずこの2人の逃亡犯を信じてやまないハル警部など・・・
ルイーズが死を選ぶ際の潔さはやや短絡的に思ったりもするが、よくできたシナリオだと思うのです。
Movie Walkerテルマ&ルイーズ
YouTube『テルマ&ルイーズ』90年代ロードムービーの金字塔
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この映画館ではいつもは幕間にお昼の弁当を食べるのだが・・・・
今回は時間帯の関係で、入館前に立ち食いうどんで済ませました♪
【カラオケ行こ!】
山下敦弘監督、2024年公開、2024.5.9観賞
<Movie Walker作品情報>より
歌が上手くなりたいヤクザと真面目だけど毒舌な合唱部部長の男子中学生の奇妙な友情を描く和山やまの人気同名漫画を実写映画化。監督を『味園ユニバース』の山下敦弘、脚本を「MIU404」の野木亜紀子が務める。ヤクザの成田狂児を『亜人』の綾野剛が、合唱部部長の岡聡実をオーディションで選ばれた齋藤潤が演じる。
〈ストーリー〉
合唱部部長の岡聡実は、突然見知らぬヤクザの成田狂児からカラオケに誘われ、歌のレッスンをしてほしいと頼まれる。狂児がいる組のカラオケ大会で最下位になった者には恐怖の罰ゲームがあり、それを回避するため上手くなりたいという。聡実は嫌々ながらも、狂児の勝負曲であるX JAPANの「紅」の歌唱指導を行うことになるが、いつしかカラオケを通じて2人の関係に変化が訪れる。
<大使寸評>
カラオケの出来が悪いと、手の甲に入れ墨を入れられたり小指を切られたりするヤクザ社会のシーンが描かれる、ビックリ仰天のオマケ映画はスタートするわけで・・・
途中で出ようかとも思っていたのだが、脚本、監督の意欲に圧倒されたというか、結局、最後まで観た次第です。
館主は「男の友情」映画と捉えたようだが・・・言えてるかも。
Movie Walkerカラオケ行こ!
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