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2024.05.23
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カテゴリ:気になる本
図書館で『中国の論理』という新書を、手にしたのです。
理屈のこね方・論理のパターンには日中間に違いがあると注目する著者であるが・・・深みのある洞察ではないか♪

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【中国の論理】

岡本隆司著、中央公論新社、2016年刊

<「BOOK」データベース>より
同じ「漢字・儒教文化圏」に属すイメージが強いためか、私たちは中国や中国人を理解していると考えがちだ。だが「反日」なのに日本で「爆買い」、「一つの中国」「社会主義市場経済」など、中国では矛書がそのまま現実となる。それはなぜかー。本書は、歴史をひもときつつ、目の前の現象を追うだけでは見えない中国人の思考回路をさぐり、切っても切れない隣人とつきあうためのヒントを示す。

<読む前の大使寸評>
理屈のこね方・論理のパターンには日中間に違いがあると注目する著者であるが・・・深みのある洞察ではないか♪

rakuten中国の論理


「むすび-現代の日中関係」で日中の領土問題あたりを、見てみましょう。
P207~211
<歴史認識>
「人民解放」から「改革開放」へ。中華人民共和国の歩みは、艱難をきわめた。犠牲になった人もおびただしい。「革命」に彩られ、内戦と戦争に明け暮れた建国以前と合わせてみれば、20世紀の中国は、いよいよ激動艱苦の道を歩んでいた、といえるだろう。

 そんな百年、中国の思考・発言・行動は、目まぐるしい転変をくりかえした。けれどもその経過を貫いていたのは、中国の言動を根底で枠づける社会構造、論理枠組の本質が、いかに変わらなかったか、という事実ではなかろうか。

 イデオロギー・体制は君主独裁制から立件共和制、三民主義からマルクス主義、計画経済から市場経済へ移り変わっていった。しかしその前提に必ず存在していたのは、「土」「庶」が隔絶し、上下が乖離した社会構成である。

 これは歴史のなかでできあがった構造原理なのであって、中国は従うにせよ抗うにせよ、その原理に応じざるをえない。そんな論理が現代中国の言動パターンを形づくっていて、たとえば、わが日本と関りの深い世界観、時間と空間の観念も、同じことがいえよう。

 時間の観念とは、いわゆる「歴史認識」のことであって、こう表現すればわかりやすい。その根はやはり20世紀のはじめ、ちょうど梁啓超が近代的な歴史学をつくった時にある。「中国」という国家と社会の歴史を書け、と呼びかけた彼は、断代史・紀伝体のスタイルをとる旧来の史書を非難して、「理想」がない、といいつのった。この発言には共感を覚えながら、同時に腑に落ちないところも残る。はたして旧史に「理想」はなかったのだろうか。

 旧来の史学になかった「理想」とは、近代的な「愛国主義」のことである。確かにそれは、旧史学に存在しなかった。けれども儒教の教義という「理想」は、現前としてあったはずである。むしろその「理想」のほうに、史実分析・歴史叙述が従属していた。

 梁啓超以後の「中国」人は、ふるき史学を厳しく批判して、断代史・紀伝体という体制・スタイルからは確かに脱却した。しかしながら、「理想」・イデオロギーを考証・叙述の前提・目的としてしまう論理構造は、旧史と変わってはいない。

 旧史のスタイルとともに、儒教のドグマが退場したのはまちがいない。それでも愛国主義・三民主義・マルクス主義・毛沢東主義など、体制イデオロギーは最上の価値を与えられ、中国を覆っている。それが続くかぎり、「正統」のイデオロギー・ドグマを説明し、正当化する、という歴史の位置づけと役割も変わらない。

 したがって「中国」の歴史学では、中華の史学と同じく、依然として体制イデオロギーを標準とした、史上の人物・政権・事件に対する正邪の判定を何より重視する。現代の「正しい歴史認識」も、そうした意味にほかならない。「満州国」は「偽」でなくてはならないし、「南京大虐殺」は「三十万人」でなくてはならないのである。

 「中国」での歴史とは、かつての史学と同じく、政権・イデオロギーの利害得失を代弁、説明、主張するものであって、われわれが「学問の自由」「言論の自由」にもとづく、と普通に考えがちな歴史学とは、次元の異なる存在である。昨今の「歴史認識」問題もそう考えなくては、納得できないことが少なくあるまい。

<領土問題>
 同じく日本との関係で重大なのは、尖閣という領土問題である。そうはいっても、問題は日本に限ったことではない。中国軍の岩礁埋立てで波高い南シナ海でも、事情はまったく同じである。

 そもそも中国ほど、国境問題・領土問題を抱えた国も少ない。そしてどの相手国に対しても共通するのは、一方的な主張と大国意識、卑俗な言い方をすれば、「上から目線」の存在であって、そこにはどうやら史上の論理が作用している。

 たとえば「華」「夷」の秩序である。これは礼制にもとづく上下関係なので、中華は常に外夷より上位・優位にあると措定された。それはよい。両者の関係の客観的な実態はどうあれ、主観的な措定そのものは、まちがいない事実だからである。

 しかし20世紀の漢人たちは、そうした礼制にもとづく秩序措定に代えて、「中国」というnationと国際関係を選択した。国際関係は主権国家どうしの対等を原則とする。それなら「中国」の世界観・空間認識は、かつての「華」「夷」の上下関係から一変したはずである。

 たしかに20世紀の前半、帝国主義の圧迫を受けていたころは、列強との対等な関係こそ、「中国」の念願だった。しかし抗日戦争に勝利してそれを果す屋、またぞろ歴史的な遺制が顕在化してきた。
 つまり、自分たち「中国」は中華・上位、周辺国は外夷・下位であるべしという世界観である。しかもそれが西洋流のnationや主権の観念と結びついて、自らのnationを守るべく「愛国」につとめ、いわば「攘夷」を厭ってはならぬ、という主張に転化した。その発現が日本やベトナム・フィリピンなどに対する大国意識、「上から目線」であり、相手に耳を貸さない領土問題での行動様式にほかならない。
(中略)
 つまり、清朝の範囲内に暮らすモンゴル人・チベット人は、自分たち漢人より下位に属するので、その住地と一体化して同化すべきだ、と言う論理になった。たとえば、「五族協和」「中華民族」をとなえた孫文は、漢人への「同化」がその意味内容だと明言している。したがって習近平が「中国の夢」だと語る「中華民族の復興」も、ほとんど意味はかわらない。チベット人・ウイグル族が反発するゆえんである。


『中国の論理』2:アヘン戦争あたり
『中国の論理』1:はじめに





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Last updated  2024.05.23 00:21:40
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