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2024.05.19
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カテゴリ:気になる本
図書館で『中国の論理』という新書を、手にしたのです。
理屈のこね方・論理のパターンには日中間に違いがあると注目する著者であるが・・・深みのある洞察ではないか♪
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【中国の論理】

岡本隆司著、中央公論新社、2016年刊

<「BOOK」データベース>より
同じ「漢字・儒教文化圏」に属すイメージが強いためか、私たちは中国や中国人を理解していると考えがちだ。だが「反日」なのに日本で「爆買い」、「一つの中国」「社会主義市場経済」など、中国では矛書がそのまま現実となる。それはなぜかー。本書は、歴史をひもときつつ、目の前の現象を追うだけでは見えない中国人の思考回路をさぐり、切っても切れない隣人とつきあうためのヒントを示す。

<読む前の大使寸評>
理屈のこね方・論理のパターンには日中間に違いがあると注目する著者であるが・・・深みのある洞察ではないか♪

rakuten中国の論理

マカートニーを謁見する乾隆帝

「Ⅳ 近代の到来」でアヘン戦争あたりを、見てみましょう。
P130~134
<1 「西洋の衝撃」と中国の反応>
■マカートニー使節
 かくて中国・東アジアは19世紀を迎えた。この時代は「中国の論理」が西洋近代に直面して、転換をとげてゆく過程にほかならない。それはここまでⅠ・Ⅱ・Ⅲ章に述べてきた時間観念・社会構成・世界秩序のそれぞれで生じたことであり、その結果、現代の中国が誕生する。

 しかしながら、すべてが同時に、また一様に起こったわけではない。たがいにタイムラグがあり、深浅もまちまちだった。
 ごく単純にいってしまえば、Ⅰ章とⅡ章の観念・社会というエリアでは、変化が容易に起こらなかったのに対し、Ⅲ章の世界秩序では、論理の相剋と破綻をきたした。そこを起点に中国が自らの姿を次第に、やがて全面的にあらためてゆく、というシナリオになろうか。その過程をわれわれは近代化、中国革命と呼んでいる。

 そのためこうした転換をみるには、第三の世界秩序からはじめるのが便宜であろう。まず縁遠かったはずの外国人に、登場いただきたい。イギリスが1793年、史上はじめて派遣した全権大使・マカートニーである。

 イギリスは18世紀の後半、すでに中国との貿易を大幅に伸長させていた。中国はその茶買付で、未曽有の貿易黒字と好景気を謳歌していたのである。それはイギリスから見れば、貿易赤字なので、改善の余地が少なからずあった。マカートニー使節の派遣は、そんな貿易の規制緩和と中英の国交樹立を実現するのが目的である。
マカートニーを謁見する乾隆帝

 マカートニーは乾隆帝に謁見を果したものの、その使命についていえば、まったくの失敗だった。乾隆帝はマカートニーに、イギリス国王ジョージ三世あて勅命を下げわたしている。いわく、わが「天朝」は「外夷の貨物に頼る」必要はないのに対し、「天朝」所産の「茶葉・磁器・生糸」は、西洋に欠かせない必需品なので、「恩恵を加えて優遇」し、貿易をさせてやっているから、過分の要求など以ての外、「遠人に恩恵をあたえ、四夷を撫育する道義をないがしろ」にする、との文面だった。物知らずな「外夷」・野蛮人に教え諭す口吻である。

 そもそもマカートニー使節団は全権大使だから、西洋的な基準でいえば最も高位の使節、相応の礼遇があってしかるべきだった。ところが清朝側の待遇は、まったくの「朝貢」使節に対するものである。そこで「朝貢」使節のマナーである、皇帝に対する叩頭の礼も、実践しなくてはならなかったところ、さすがに宥免してもらった。あまりにも遠いところから来た「遠人」・野蛮人だから、ということで、これまた特別の「恩恵」ではある。

 要するに、清朝では君臣こぞって、朱子学的な「華夷」意識一色だった。イギリスとの貿易は、それを極力排除したはずの「互市」カテゴリーにあったはずだが、そこにもすでに浸透していたわけである。多元的な秩序体系の併存がくずれつつあった兆候と見てもよい。
 使命は果たせなかった一方で、マカートニーたちは滞在中、清朝の実地調査にいそしみ、多くのレポートを書き残した。その統治が危機的な情況にあることを「ボロボロに傷んだ戦闘艦」にたとえており、その末路を正確に予言さえしている。

 そして野蛮人の待遇を受けたはずのかれは、清朝の人々を「現代のヨーロッパ諸国民と比べると、半野蛮人となりはてている」と断定した。互いを野蛮人と見下しあっているわけで、東西双方の世界秩序は、もはや大きな矛盾をきたし、衝突を待っていたといえよう。

■アヘン戦争
 そのイギリスは、旭日の勢いである。東アジアも当然、それとは無縁ではありえない。18世紀も後半に入って、世界経済が始動するなか、イギリスは本格的な工業化をはじめると同時に、中国からおびだたしい量の茶を買い付けた。その経済力はもはや清朝の世界秩序をも左右するほどになっていたのである。

 そうしたなか、イギリスは清朝の待遇そのものに不満をいだきはじめた。それは個別の関係や取引からはじまって、全体的な統治構造・秩序体系全体にも及んでいる。それを象徴するのが、アヘン貿易であった。

 アヘンは麻薬であり、清朝でも当然、禁制品である。しかし当時のイギリスと世界経済は、その中国への売却を必要不可欠としたばかりではなく、「自由貿易」というシステムで、それを正当化しようとした。

 清朝側でも秘密結社の密売人など、強力な受け入れ体制 が厳然として存在している。双方あいまって、清朝が想定する対外秩序を掘り崩していった。
 それを押しとどめようと奮闘したのが林則徐である。かれは時の天子、道皇帝の委任を受けて、アヘン貿易禁圧に乗り出した。しかし帝も林則徐もいかに善意で明察だったにせよ、世界観・秩序観では旧態依然、乾隆帝と選ぶところがない。さすがに有能な林則徐は、任に当たって相手のイギリスのことを知るべく、情報を集めて研究しはじめた。けれども実際の政策や態度は、「華夷」「攘夷」でしかありえなかったのである。


『中国の論理』1:はじめに





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Last updated  2024.05.19 00:21:30
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