図書館で『週刊東洋経済 1/20』という雑誌を、手にしたのです。
「タイパ時代のAI英語術」という特集ってか・・・対話型AIで英語を再訓練するのもいいではないか♪
【週刊東洋経済 1/20】
雑誌、東洋経済新報社、2024年刊
<「BOOK」データベース>より
雑誌につきデータなし
<読む前の大使寸評>
追って記入
rakuten週刊東洋経済 1/20 |
パソコンにVoice Control for ChatGPTの無料版を導入して訓練するとしたらどうなるのかという辺りを見てみましょう。
p46~47
<小説もビジネス書もスラスラ読みこなす:中林くみこ>
基本情報をまず解説しておくと、チャットGPTには無料版と有料版があり、有料版ではGPT‐4という上位バージョンを使用することができる。
無料版では2021年9月までの古い情報に基づいた回答しか得られないが、有料版では「Webブラウジング」とプラグインの機能が加わっており、最新情報を得られるほか、動画やPDFを取り込んで利用することもできるようになっている。ただし、ここでは、無料版を使うことを前提とした英語学習法について解説していく。
チャットGPTは例えば英語と日本語というように、複数の言語に対応できる。英語でのチャットをしている途中で「今の文章を和訳してください」などと、日本語の指示に変えることもできる。
やり取りはすべて文章として記録されており、PCでいえば画面左端に位置するスレッドに蓄積されていく。テーマを変えたい場合は、新しいスレッドを立ち上げればよい。
英語学習は大きく、「読む」「聞く」「書く」「話す」などに分けられるが、チャットGPTが得意とするのはどちらかというと書く、話すなどのアウトプットのほうだろう。
読む、聞くのほうはチャットGPTはサポート的な使い方がいいかもしれない。具体的には、インターネット上にリーディングの素材になる英文が数多く存在するので、それらをピックアップさせる、和訳、要約させる、といった使い方だ。
■「多読」が上達への道
まずはチャットGPTを活用したリーディングの学習法から具体的に解説したい。
まずリーディングの素材を薦めてもらう。リーディングの勉強ではとにかく、多くの英文を読むことが重要だ。そこで「何を読むか」をチャットGPTにサポートしてもらう。
(中略)
ビジネス英語を学びたいなら、「英語初心者です。ビジネスパーソンが日常的に読んでビジネスの知識がつけられる英語サイトを教えてください」という指示文がよいだろう。
ほかに、チャットGPTに長文を作成してもらうこともできる。「英語初級者向けに、米国のビジネス慣習について説明した英語の文章を200ワードぐらいで作成してください」などと、レベルや長さを指定してみよう。ただ、上述のようにすでにある英語のサイトを読んだほうが文章の質がよいと考えられる。
チャットGPTにリクエストするときの指示文を「プロンプト」という。プロンプトを詳しくすることで、自分の意図した答えが得られやすい。ただAIの反応は素早いので、何度もやり取りして意図に沿う回答を引き出すのもよい。自分もAIの反応に慣れ、プロンプトのコツがわかってくる。
書籍などの長文をいきなり読むと、単語や文法などが理解できず、途中で挫折してしまいやすい。あらかじめ概要を知っておくと、わからない箇所があっても、ある程度推測しながら読み進められる。そこでチャットGPTに、概要を説明してもらう。その場合は「“The Old Man and the See”のあらすじを日本語で説明してください」などと指示する。
また、実用書はポイントも併せて教えてもらっておくと、読み進めやすい。「「“HBB‛s 10 Must Reads on Communication”の要約とポイントを日本語で説明してください」などとプロンプトを入力してみよう。
英語のニュース記事のテキストを貼り付けて、要約、和訳してもらうこともできる。
英文を読んだら、出て来た単語を一緒に覚えると効率がよく、記憶にも残りやすい。チャットGPTで作文した英文や、ニュース記事などから単語集を作成することもできる。
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