ＦＲＯＳＴ＊

ずっとずっと憧れてた街、パリ。
誰もが一度は訪れてみたいと思う場所がありますよね。
私の場合は、パリ。

いよいよ明日(いえ、もう今日になりますね)その夢が叶います。
現実感がまったくなくて、心がフワフワな状態。

フライトを予約して
　アパルトマンを決めて
　　チケットを取って
　　　ホテルへメールして
　　　　ツアーを申し込んで
　　　　　バウチャーをプリントアウトして・・・

準備を重ねてきても、まだまだ夢のようです。

途中、震災が起こり、パリ行きの準備をしている自分が
情けないようで、自分勝手なようで、本当に申し訳ない気持ちで
いっぱいでした。今でも、消えない思いです。

けれど、時が経つにつれ、こんなときだからこそ
海外へ行って、日本を外から見ることも大切かしら？
と漸く思えるようになってきました。

今でも罪悪感でいっぱいですが・・・

でも、行ってきます。楽しんできます。浸ってきます。


パリ行きを決めたのは、去年の10月。
パリへの最初の憧れがいつからかは覚えていませんが、もう中学校時代
にはその思いがあったと記憶しています。遠い昔～(笑)

同行する私のいとこは一人でパリを旅行するくらい、旅経験が豊富で
本当に心強い相棒です。
その彼女から旅行の話を聞かされて、ますますその思いは高まりました。
去年の10月に我が家へ遊びに来た彼女と、フランスへ行くならって言う
仮定の話で盛り上がり、ネットで検索しながら、プランを構想。

「比較的長期で行きたいよね。」「泊まるならアパルトマンがいいよね。」
「時期は5月だと高いし、7月はバカンスに入っちゃうから6月かな？」
なんて具合です。
で、アパルトマンを調べると、アッパークラスから比較的お手頃なものまで
随分あって、お手頃価格のものだったら、長期滞在も出来そうだねってことに
なりました。

それからはひたすらネットでアパルトマン探し。
8か月も先の話だとタカを括っていたら、もう予約済みだったってことも
あったりして、焦っちゃったりね。
日本語で検索できるサイトもありますが、仲介手数料が少し高かったりするようです。
また、日本語で検索できても、実際にやり取りするのは借りる人たちで
行うところとか(つまりは英語かフランス語が必要)。
個人の方がネットで貸し出し広告を出してるサイトもあります。
これは本当に安かったり掘り出し物があったりするようですが、
人気があってすぐに借り手が付いちゃったり、言葉のやり取りに壁があったり、
また、管理してくれる人が間に入らないので、何かあった時には
自己解決能力が高度に求められちゃうかな。
自分たちが、どこまで妥協できるかによって、借りるスタイルが変わってくるんですね。

私たちの希望は比較的長期なので二部屋あって寝室が別々になること。
もちろん、安いこと。
その二点。長期なのでメトロさえ通っていれば、パリの中心部じゃなくても
良しとすることにしました。
でも、探してみると二部屋ってやっぱり高いんですよね。
漸く見つけたところは、日本人の方がサポートしてくださる会社でした。
お値段で決めたようなものでしたが、後々、アパルトマンで問題が起きたとき
日本語で伝えられるのは大事だし、きめ細やかな気配りをしていただいたので、
ここに決めて本当に良かったと、思ったのでした。

で、いよいよそのアパルトマンに行くわけです。
暮らすように旅をする。パリで。
続きが書けるなら覚書として、帰国後に綴ります。
? la prochaine fois！