三国女子王座水口選手優勝:競艇
うーん。水口選手がレースに勝ったのは不思議ではないのですが優勝したのはちょっと意外でした。本来ネーム的には田口、山川、寺田、金田、海野らのベテラン勢。それに平山、平高、今井、宇野、三浦の若手がどう絡むかというところなのですが山川は妨害で退場、田口、金田は調子があまりよくなさそうな上にモーター運が悪かったよう、海野、宇野、三浦はここのところずっと不調であまりさえない。平高は準優で水口の勢いにふるいおとされた感じでライバル的存在の平山にも遅れをとりあえなく圏外へ。もし優勝戦にでてきたら最大の台風の目になったであろう今井は23歳の若さゆえか痛恨のフライングであえなく退場。準優インの有利さを活用できませんでした。でもって優勝戦のメンバーは1水口、2谷川、3松本、4寺田、5平山、6小野。松本はA1になったようにいい選手でファンでもあるのですがまだ格的にトップクラスに見劣り感があるのはくやしいところ。もう少し破壊力があるといいのですが。谷川は1コースでしたら問題ですが2コースですとまくりが強烈なメンバーだけに不利な感じ。また今回の三国の1コースはあまりふるいませんでしたので果たして水口がこなせるかどうが一抹の不安はあったのですが1コース2勝、2コース2勝という成績の通り内側で大活躍。そして期待にたがわず0.07の一人ゼロ台のスタートで文句無しのトップスタート。優勝を決めました。2位は今大会元気な差しの寺田。3位が優勝は無理でもさすがのまくりの平山。見せ場はつくりました。4位小野、5位谷川、6位松本となりました。水口はインタビューでもあまり見たことのない選手。晴れの舞台のインタビューは初めて見ましたが第一印象は職人風味。去年の金田は岡山支部で有名選手が目白押しなだけにけっこう先輩をたててサラリーマン的な発言でしたが今回は水口の初優勝に感極まって声がでなかった場面が印象的でした。それにしても12年ぶりの2度目の女子王座優勝戦(多分)。41歳での優勝はさすがに意外でした。まぁモーター運と集中力が必要とはいえ41歳で最高の走りができたのはやはり運ですかね。その運をつかんではなさなかったのが年の功か。今井は若さゆえか運を手放したのかもしれません。競艇には運と年の功が必要なのかもしれません(笑)。【楽天ブックスならいつでも送料無料】レースを読む競艇プロの秘訣 [ 鈴木隆史 ]価格:1,296円(税込、送料込)