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I_Love_Kenya - ｼﾆｱ海外ﾎﾞﾗﾝﾃｨｱ@ｹﾆｱ　道すがらby奥野裕志

[カテゴリ未分類] カテゴリの記事

全57件 (57件中 1-50件目)

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あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。　先月より一時帰国していましたが、定例会や営業部の忘年会等々で、昔お世話になったお客様OBや勤務先の方々をはじめ、多くの方とご歓談させていただくことができました。ありがとうございました。　また温泉旅行をはじめ、日本の美味しさを満喫しましたが(3kg太りました　笑)、最後は恒例の阪神間の"三福参り"の後、天満繁昌亭の落語で〆にしました。これからケニアに向けて出国します。　日本の皆様、あらためてお世話になりました。皆様のご多幸をお祈りいたします。ケニアの皆様、またよろしくお願いいたします。

2014.01.03

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ブログの更新遅れのお詫び

最近、事情により更新ができていませんでした。本日、11月9日以降の分をまとめてアップしました。よろしければ是非ご覧ください。

2013.12.16

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一時帰国

　大学の授業休みを利用してJICAの健康管理の制度で日本に一時帰国しました。街でライフルを手にする警官を見かけない等々、日本の良さに改めて気づくところが多いのですが、例えば、何を食べても美味しい食文化の豊かさには毎日感激しています。ここまでこだわるのは、単なるビジネスの理由だけでなく、いわゆるおもてなしの文化と、それを実現できる余裕の賜物だと思います。(任国のケニアでは、多分この余裕がまだまだありません、これからに期待です。)　本日、雪の舞う山陰で一泊を過ごし、温泉とカニ・・・を満喫しました。"不健康管理帰国"にならないようにセーブしなければ(笑)と思いますが。

2013.12.14

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国交50周年

今日はケニアの独立50周年記念日ですが、同時に日本とケニアの国交樹立50周年でもありますので、記念切手が発行され、早速購入しました。なかなか優れたデザインです。この節目の年にケニアで活動ができていることに感慨深いものを感じています。

2013.12.12

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Wedding

　本日、前回のpre-weddingから3週間目の(本)weddingに参列しました。装飾カーに分乗し会場へ。生演奏と歌が流れる中、着飾った子供や美男美女が一人ずつ、あるいはペアで踊りながら次々と入場、途中花婿、最後にウェディングドレスの花嫁の入場という素晴らしい演出の後、神父さんの祝福で始まりました。　その後、披露宴会場へ。700名以上の出席者にご飯が振る舞われる中、新郎新婦、着飾った美男美女に引き続き一般参加者も踊りの列。日本の盆踊りに近いものでしたが、折角なので我々も飛び入り、少し(?)リアクションを大きくしてみたら、結構参加者に喜んでいただけたと後から言われました。(笑)　あまりにも綺麗な、そして楽しい式に参加できて夫婦ともども感激です。ケニアの結婚式もいいものですよ。

2013.12.07

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訃報

(フェイスブックでの投稿が適切かどうか悩みましたが.......)　以前の会社で大変お世話になった方が自転車の事故で亡くなったと、日本の友人数名より連絡をいただきました。突然でもあり非常に悲しい思いをしています。離れた場所からですがご冥福をお祈りしています。　8歳も年上でもあり、治安の悪いこの地で、私が普通に生活できていることを感謝しないといけないですね。

2013.11.26

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旧友

　今回のケニアでの直接の仕事は講義の実施ですが、折角の"縁"なので学生のスキル強化の提案作りのため、日本の大学の情報を得たいと思っていました。以前の会社の元同僚が大学システムの専門SEでしたが、直接の仕事は2年前に少ししただけという関係にも関わらず、厚かましくも何らかの情報入手を依頼したところ、良い資料がなかったということで即座に手作りで詳細な資料を作成、送付していただきました。大変役に立つもので大感激です。この先は私がすべき仕事です。　12月決算で一番多忙な時期にも関わらず快く受けていただいた元同僚のご厚意に改めて感謝するとともに、こういう社員がいらっしゃる会社で以前仕事をしていたことを改めて誇りに思っています。

2013.11.26

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プレ結婚式

　先週末、教会での友人の親戚の結婚式に初めて出席しました。他のセレモニー同様、スピーチ、(教会の聖歌隊による)歌と踊り、牧師さんのお話と食事の振る舞いがありました。その後、"contribution"と言われていた、ご祝儀をお渡ししましたが、一人一人名前と金額がマイクで読み上げられ、拍手されたのにはちょっと驚きました。それなりの金額にしておいて良かったです(^^;)。また妻が日本より持参した千代紙の折り紙は、子供たちに大好評でした。　いとこの数は"many"、正確な数は知らないということでしたが、その子供まで含まると親戚の数は、すぐに数百名以上になります。その中には、私の大学の先生や学長秘書、隣家にいる別の友人もいて、ケニアではナイロビより古い街であるこの任地では、42部族あるうちの一つ(カンバ族)が人口の90%以上を占めていることと合わせて地縁、血縁の存在が大きいのではと想像してしまいます。

2013.11.22

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マンゴー農家訪問

　　近郊の大きなマンゴー農家の見学に行きました。マンゴーは乾燥に強いので雨の少ないこちらで良く栽培されていますが、今年の少雨の影響は大きいようで落果が目立ちました。ここでは井戸を掘った灌漑設備もありましたが、100万円かかるということなので小規模農家には課題です。また日曜日でしたので教会にも案内していただきました。　今回は、青年海外協力隊市場調査団の活動の一環として同行したのですが、これは、アフリカのBOPオポチュニティを現場の視点で、ということで有志が手弁当で行っているもので、IFC( 国際金融公社、世界銀行グループ)の方が、ボランティアで組織化したうえ、メンターもされているものです。こちらに来てまた一人、大変意欲的な活動をされている方と知り合いになれました。詳細は上のリンクをご覧ください。

2013.11.13

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浄水器

　浄水ろ過器が故障したので、今回はちょっと良いものを購入。以前のセラミックフィルターに加えて、活性炭、石灰、ゼオライト等の層があります。水道水を上のタンクに入れてから15リットルを満杯にするのに半日以上かかり、その後、念のため煮沸して飲食用に使用しています。一般の家庭から比べるとちょっと贅沢かもしれませんが。足りない場合は、安全のためスーパーで10リットル250円のペットボトルを購入せざるを得ません。　私のアパートは他の家に比べて断水は少ないのですが、近くのダムより引いているせいもあり、日によっては"チャイ"の様な黄土色の濁りもあり、セラミックのフィルターも週に一回は洗浄が必要です。　地域によっては、雨水や井戸水(これが一番清浄らしいです)を利用できるところもありますが、川でそのまま汲み上げたボトルの交換も一般的なようです。日本に帰国した隊員が、雨水がアスファルト地面よりすぐに流れていくのを見て、なんと勿体ないと書いていましたが、当たり前の様に水道水が飲めるというのは貴重です。いつまでも大切にしたいと思います。　ちなみに、隣にあるのは充電中のソーラーランタンで、停電が多いここでは大変重宝しています。携帯電話の充電もできるUSBがついています(三洋製)

2013.11.09

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初めてのモンバサ

　8月の息子夫婦に引き続き、先月、別の息子が遊びに来てくれましたので、週末に初めてモンバサのリゾート地を楽しみ、また、任地では好物の魚介類は淡水魚が一種類だけの生活なので、今年初めての牡蠣、カニ、ロブスターを満喫しました。刺身は帰国の楽しみにとっておきます。真っ白な砂浜のインド洋や飛行機からのキリマンジャロも印象に残りました。　市内では現地で活動している隊員に、オールドタウンなどを案内していただきました。ありがとうございました。　8月もそうでしたが、わざわざ(?)来てくれるのは正直嬉しいものですね。同時にそれ以上に、今のご時世では無事に帰路についてくれたことを、とにかく安堵しています。オヤバカです(笑)。

2013.11.02

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お祝いとお葬式

　アパートの両隣の一戸建てのお宅に続けて招待されました。一軒目は大学で別の学部で学部長をされている女性の先生が、別の大学のマスターを卒業された(偉いです!)お祝いのホームパーティ。次の一軒はお葬式です。どちらも、まずお昼御飯が振る舞われた後、出席者および牧師さんのスピーチが2-3時間続き、その合間にお祝いの方はケーキカットでご主人がご本人の口に入れた後ご夫婦で出席者に食べさせて回るイベントがあり、お葬式はスワヒリ語で賛美歌を全員で歌ったり、コーラスや踊りの部分が随所にありました。　スピーチの時間は長いのですが、お祝いでは家族とご本人がお互いの良いところを全員の前で褒め称えたこと、葬式ではユーモアが随所に見られたことが、日本とは違う好印象を持ちました。　またお祝いでは"日本からわざわざお祝いに来ていただいた(笑)"と最初に自己紹介を指名されたり、葬式では喪主が友人たちとの記念撮影に続いて、我々夫婦を指名し皆に紹介してくれたり等、末席で静かにいるつもりの当てが外れました。これから益々行動に気をつけなければ(笑)。貴重な体験ができました。

2013.10.24

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某湖にて

　ケニアに来て初めてのフラミンゴです。今回、有名なナクル湖を訪れたのですが、水量の増加や都市に近いことによる水質の変化等によってあまり見れなくなっていたので、行程にはなかったのですがベテランのツアードライバーが別の湖を紹介してくださったものです。小さい湖ですが多く生息していて、ボートサファリでは群れに近づけて飛び立つ姿が何度も見られました。ここはカバや他の動物もボートから見られる穴場です。カバです

2013.10.18

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同僚のご紹介

　Matoloさんは、私のいる学部で、いつも面倒を見ていただいている同僚の先生です。広範なスキルをお持ちですが、内容の素晴らしさはもとより、動画に映っている装置も手作りだとお聞きしびっくりしましたので、共有させていただきました。Lawrence Matolo is a teacher of CAS (Computing Applied Sciences ) department where I 'm working in the college ,who always takes care of me from my arrival. Though I know he has various skill and knowledge, I am surprised at the contents of presentation and his handmade equipment.Africa STI Forum 2012Lawrence matolo show us two of his innovations: a) a multi-purpose seed from a common weed which he is using for a number of things, including as an absorbent and for soil treatment and b) a simple innovative machine that lets small land owners refine and package their soil for sale, cutting out middle-men who reap much of the benefits and destroy the riverbeds of Lawrence's community.

2013.10.13

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Westgate @ ナイロビ

　ケニア・ナイロビの悲惨な事件について、ご心配のメッセージをいただき、ありがとうございました。私夫婦も含めJICA関係者は事件に巻き込まれていないことをお伝えいたします。当日は送別会もあり、多くのJICAメンバーがナイロビに来ていたことと、今回の場所は警備が厳重なため安心して買い物が楽しめるため、比較的行く機会が多いところの一つだったのですが、当日開催された日本人会のふれ愛祭りが日本人学校で開催されていたため、遭遇の危険が回避できたと皆で話しています。　年一回のこの祭りでは、日本人学校の数十名の生徒達や、ケニア在住の方々、JICA関係者等々、多くの日本人が集まり、楽しいひと時を過ごしましたが、同時に、文字通り他人事とは思えない事件が起こっていたのです。人質の方々の早期解放と犠牲者のご冥福をお祈りしたいと思います。　また、こういう危険だけでなく、日本より10倍も危険な交通事情等々、の環境の中でも頑張って生活をされている方々がいらっしゃるということ、そして、(多くの日本の方もそうでしょうが、)JICAのメンバーは皆、こんな不幸な争いのない社会が来ることを信じて各自活動されていることを、改めてお伝えしたいと思います。JICAボランティア選抜チーム応援団AKB@日本人学校生徒JICA事務所の皆様による炭火焼き鳥日本人学校校舎内

2013.09.25

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ご心配をおかけしました

　都合により、暫くこれを更新していなかったのですが、ナイロビでの不幸な事件があり、一部の方にはご心配をおかけしたかと思います。　私たち夫婦も含めJICA関係者は事件に巻き込まれていないことをお伝えいたします。当日は送別会もあり、多くのJICAメンバーがナイロビに来ていたことと、今回の場所は警備が厳重なため安心して買い物が楽しめるため、比較的行く機会が多いところの一つだったのですが、当日開催された日本人会のふれ愛祭りが日本人学校で開催されていたため、遭遇の危険が回避できたと皆で話しています。　年一回のこの祭りでは、日本人学校の数十名の生徒達や、ケニア在住の方々、JICA関係者等々、多くの日本人が集まり、楽しいひと時を過ごしましたが、同時に、文字通り他人事とは思えない事件が起こっていたのです。人質の方々の早期解放と犠牲者のご冥福をお祈りしたいと思います。　また、こういう危険だけでなく、日本より10倍も危険な交通事情等々、の環境の中でも頑張って生活をされている方々がいらっしゃるということ、そして、(多くの日本の方もそうでしょうが、)JICAのメンバーは皆、こんな不幸な争いのない社会が来ることを信じて各自活動されていることを、改めてお伝えしたいと思います。　なお、8月18日分より遡って更新中です。明日には最新になるつもりですので、合わせてご覧いただければ幸いです。お詫びまで。

2013.09.25

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ジャカランダの季節

　別名"ケニア桜"と呼ばれる、ジャカランダの花が咲き始めました。久しぶりに仕事について。前学期は初めての英語の授業とその準備に追われ続けた日々でしたが、余裕ができてきたので、前回レポートした"提言"の様なものの実施を少し始めました。まずは大学でも検討していたe-ラーニングについて、私の作成したテキストをもとにプロトタイプを作成することに。前の会社でも、ご担当の方より教えていただきながら得た経験が大変役に立っています。パワーポイントも不慣れな方もいらっしゃるので、教師用のデザインのヒントも作りたいと思っています。　教師のモチベーションアップのための勉強会も始めました。初回は私の経験が中心でしたが、(前の会社のPRも)、次回はスマーターシティやBPOなど、ケニアに関する話題の提供を予定しています。合わせて教育環境整備の調査、提言なども考えています。　これらは、以前の仕事の経験が大変役立っていますが、更に、前の会社の方々にも別途個別で情報提供をお願いすることもあるかと思いますが、なにとぞよろしくお願いします(笑)>

2013.09.20

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カリブ&クワヘリ@マチャコス

8月に赴任された新隊員と今月任期を終え帰国される隊員の歓送迎会。望月さん、ようこそ。そして、前野さん、お疲れ様でした。ナイロビの隊員や、国連および大使館、日本人学校の先生、そして日本からのゲストも来ていただいて、狭い我が家ですが、賑やかな週末になりました。

2013.09.15

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30年ぶりの再会

　30年ぶりの再会です。遥か(笑)学生時代の同じゼミの同窓生(現大学教授)が、はるばるケニアのマチャコスまで遊びに来てくれました。20年前にマチャコスにも来られたことがあるという奇遇でしたが、大変懐かしいひと時を共有できました。全然気ごころは変わられていないこともあり、感激至極です。

2013.09.13

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サプライズのバースディ

　少し前になりますが、任地マチャコスで、先輩の青年隊員の皆様から誕生日を祝っていただきました。タウンにあるクラブで、突然のバースディソングの生歌とスクリーン表示でびっくりしました。この先輩の皆様には、初めてのアフリカ生活でここまで本当にお世話になりました。改めて感謝の気持ちでいっぱいです。　ここ中都市にあるこのクラブは週に一度無料のカラオケが楽しめるところで、日本の曲も数百曲ありました。ただ、だいたい1970年代くらいのものばかりで、青年隊員の歌える局は見つからなかったようですので、私ばかりテレサテンや相良直美などを披露させていただきました。((^_^;)

2013.09.03

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製品の品質

　任地では連日断水に悩まされていましたが、昨日やっと出たので温水シャワーを浴びようとしたところ、故障のため断念。時間がかかりましたが、たらいに湯を張り、久しぶりに暖まりました。　こちらに入居してまだ5ケ月で、その時に購入した日本製のTV、ラジオ、冷蔵庫、ソーラーランタン、およびフィリップスの電灯5個は問題なしですが、その他はこのシャワーを含め電気製品4種10個の内、4種4個が既に故障したことになります。また、日本から持参した種々の電気製品や周辺機器も、移動等で結構ヘビーに扱い続けていますが、問題ありません。"安物買いの銭失い"という言葉を思い出しましたが、特に現金の蓄積を持たない国の人々にそれを理解してもらうことが、日本製品を広める前提だと思ってしまいます。

2013.08.21

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マサイマラ

お盆休みに陣中見舞いに来てくれた息子夫婦と一緒に、マサイマラ国立保護区に行きました。大阪府と同等という広大な大自然と、そこで生活を営む様々な動物を垣間見ることができました。清潔なロッジやサービスの行き届いたドライバーやロッジのスタッフと合わせて、大変快適な休暇になりました。日本と比べてみると何かと不便の多い国ですが、雄大な自然との共存を進めている面も改めて感じることができました。話題のヌーの渡渉は次回の楽しみにしておきます。

2013.08.18

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ナイロビ空港大火災

　週末に知人が日本から来るため、ナイロビ空港の大火災が気になった2日間でした。原因はまだ未公表ですが、知り合いの話によると、大きくなった原因は、渋滞で消防車が2台しか来れなかったことと、水が足りなかったという、今のケニアの問題をそのまま反映している様です。また、その後の対応ですが、夜間は6:00までTVはBBCやCNNなど他の放送局に枠を渡しているし、夜間はネットでのアップデートもなく、航空局のWebsiteはフライトスケジュールを書かれて居ない等・・・情報不足に困惑しました。　その間、突然大量の水が天井から漏れ、台所が水浸しに。4階の私の部屋の上に置かれている貯水槽がオーバーフローしたのが原因、滅多に起こらないということで、何もしないで戻られました。今回は雨漏りではなく水道会社の問題なので、家の方には問題がないという論理です。今回は特殊だということなので、もし次回起これば対応してもらうしか方策はないですが、それまでは浸水対策を考えておくことにします。(先週までは断水対策に追われていたのですが)　こちらに来て半年ですが、少し忘れかけていた頃にいつも新たな問題に遭遇します。改めて、"なんでもあり"だと考えておかなければ・・・まだ、この間、電気とネットが無事だったのが幸いでした。

2013.08.16

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シニアの集まり

　ナイロビに今度、シニアボランティアの方が2名着任されました。今まで、主に青年隊員の方より元気をいただくことが多かったのですが、今回シニア3人(+隊員)でも盛り上がりました。話題は、学園紛争等々、時代を遡りましたが・・・若い人に元気だけは追い付いていくようにしたいと思います。

2013.08.14

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暖かい夕食

　先日、ナイロビから友人が来られ、こんにゃくをお土産にいただきましたので、今夜の夕食は関東炊き(おでん)。練り物の代わりにソーセージ、ダイコンは次回のお楽しみにしておきます。ジコ(七輪)でぐつぐつ炊きながら(煮ながら)なので、ケニアで一番寒いこの時期、大変温もります(暖まります)。湯たんぽも買いました。これでこの時期を乗りこせそうです。

2013.08.07

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アフリカで誕生祝

　先月、誕生日をここケニアで迎えましたが、先日、任地マチャコスの青年隊員の皆様にサプライズで祝っていただきました。手作りの美味しいケーキにプレゼント、(後は別の機会に、)そして明るい笑顔と、感激です。ここに来てまだ6ヶ月の(年齢から言えば親子の様な)関係ですが、こちらでも随分の子供(失礼---笑)を持てた感じで幸せです。皆さん、ありがとうございました。

2013.08.01

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ナイバシャ湖

　休暇がとれたので、任地に来てから初めての小旅行。ﾅｲﾛﾋﾞから2時間、大地溝帯(Great Rift Valley)の展望を楽しんだ後、その底にできたﾅｲﾊﾞｼｬ湖へ。7人乗りのﾎﾞｰﾄに乗り、湖畔に住んでいるｶﾊﾞや多くの鳥、およびその島でゆったりと過ごしているｷﾘﾝ、ｼﾏｳﾏ等々の動物の姿を味わいました。この島は、猛獣がいないため、ｳｫｰｷﾝｸﾞｻﾌｧﾘも楽しめるそうです。　ﾎﾃﾙも快適で4ケ月ぶりのﾊﾞｽﾀﾌﾞでの入浴が味わえました。この辺は火山地帯で、60度の温泉も噴出していて、地熱発電のﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄも進んでいました。(ﾏｻｲの方も、JICAのﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄだと言われていました）。　今回は初めての旅行でもあり、現地のﾂｱｰ会社を頼んだのですが、ﾅｲﾛﾋﾞから走り出して30分もたたずに、ﾂｱｰｶｰが警察の検問を受け、ﾀｲｱの整備不良ということで、警察署へ同乗、その後ﾀｲｱ交換・修理まで付き合う羽目になりましたが、おかげで安全運転をしていただけたと思います。その先もいろいろなｱｸｼﾃﾞﾝﾄがありましたが、これもｹﾆｱということで．．．今後の勉強になりました。

2013.07.14

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構内にて

　違う学部であるﾋｭｰﾏﾝﾘｿｰｽの学生達から声をかけられ、日本とｹﾆｱの違いについてﾃﾞｨｽｶｯｼｮﾝする機会がありました。例えば、今まではｳｨｰｸﾎﾟｲﾝﾄであった多部族に分かれていることが、英語を共通語としてPrimary Schoolから教えている(しかも会話主体で)ことや、いわゆる阿吽の呼吸に頼れないためきちんと会話をせざるを得ない文化が、今後、他国とｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝするのに大変役立つだろうと感じました。　話していて感じたのは、日本については自動車や一部の家電の製品以外については、馴染みが薄いことです。同じ極東の中国との比較においても感じます。新聞やTVでも、「中国ができたのだから、それを見習えばｹﾆｱもうまく行くのではないか」という論調が時々目に留まります。住人の数、貿易量、等々、理由は様々でしょうが、理由の一つはﾒﾃﾞｨｱの利用です。ﾅｲﾛﾋﾞにCCTVというTV局があり、常時、国営ﾆｭｰｽを英語で流しています(つまり、中国人向けではなく、ｹﾆｱ人向け放送)し、ｹﾆｱで一番有名な放送局であるKBSが、TV、Radioとも、深夜の時間帯で英国のBBSとこのCCTVを流しているのを見かけました。また、有料の衛星TVでは、他に2つのﾁｬﾈﾙが視聴できます。　こういう中で、我々ﾎﾞﾗﾝﾃｨｱの役割は、草の根活動を粛々とするですが、そのことによって、日本(人)を身近に感じてもらうこと、また、その中で、日本から(わざわざ?)ﾎﾞﾗﾝﾃｨｱとして来たということを感じてもらうことだと思っています。

2013.07.06

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農業ﾌｪｽﾃｨﾊﾞﾙ

(6/28の日記)今日で、今ﾀｰﾑの授業はひとまず終了、後はﾌｫﾛｰのみになりました。資料を作成しながらだったこともあり、余裕のない3ケ月でしたが、終わってみると、講義の進め方など反省材料がいっぱい浮かんできました。　それでも在職の最後の３年間は、社内ｻﾎﾟｰﾄで研修の講師や企画、支援を行っていたことが、今回大変役に立っています。その経験も少し反映できたかもしれないので、とにかく何か少しでも感じてもらえていればと思うことにします。　合間に任地ﾏﾁｬｺｽでの毎年恒例の農業ﾌｪｽﾃｨﾊﾞﾙに行ってきました。他の地域からも勉強のためやってきたJICAﾎﾞﾗﾝﾃｨｱの農業関係の数名が、来客相手に農産物や作り方の説明をされていたのが印象的でした。同時に移動用の遊戯施設も即席で多くできていました。みな素朴な乗り物ばかりで懐かしい印象がありました。初めて見る人力観覧車もありました。

2013.07.05

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マチャコス野菜市場

(6/21の日記)　任地ﾏﾁｬｺｽは、ﾅｲﾛﾋﾞができる前に英国の統括府が置かれていたところでもあり、古くからの施設が多いのですが、この野菜ﾏｰｹｯﾄは国内でも有数の規模です。　ｹﾆｱ特産の野菜の他に、ﾄﾏﾄ・ｷｭｳﾘ・ﾅｽ・ｷｬﾍﾞﾂ・ﾎｳﾚﾝｿｳ・ﾚﾀｽ・ﾈｷﾞ・ﾀﾏﾈｷﾞ・ﾆﾝｼﾞﾝ・ﾆﾝﾆｸ・ﾋﾟｰﾏﾝ・ｶﾌﾞ・ｺﾞｰﾔ・ｱﾎﾞｶﾄﾞ・ﾄｳﾓﾛｺｼなど、ないのはﾀﾞｲｺﾝ、ｺﾞﾎﾞｳ、白菜そして日本では旬のﾀｹﾉｺ(木の芽和えが懐かしいです)、果物は、ﾘﾝｺﾞ・ﾊﾞﾅﾅ・ｵﾚﾝｼﾞ・ｽｲｶ・ﾏﾝｺﾞ・ﾊﾟﾊﾟｲﾔ・ﾌﾞﾄﾞｳ・ｸﾞｧﾊﾞ、洋ﾅｼ等、ないのはｲﾁｺﾞ、柿くらいです。新鮮で、完熟ﾄﾏﾄも手に入ります。　ｹﾆｱでは16-18％の消費税がかかりますが、一次産品は無税なので、そこそこ買っても200円位で、野菜果物好きの我々には有難いです。(ちなみに一番かかっている食糧費は、一日一本110円のﾋﾞｰﾙです。)日本の3分の1の人口なのに小学校1年生は日本より多いという人口構成でもあり、毎日学生を見ていても、今後の発展に伴う消費のﾎﾟﾃﾝｼｬﾙは凄いと実感していますが、比較的大きな街であるここでもすぐ郊外は原野が広がっていて、(JICAがｻﾎﾟｰﾄしていますが、)灌漑設備があれば農地の拡大が期待でき、食糧供給面でもﾎﾟﾃﾝｼｬﾙの大きさを感じます。

2013.07.05

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衣替え

(6/19の日記) こちらﾏﾁｬｺｽでも衣替えの季節になりました。南緯1度という赤道直下で、一応南半球??なのだかどうかわかりませんが、これから3ｹ月一番気温が低い時期です。月初にはこちらでは皮ｼﾞｬﾝやｵｰﾊﾞｰを着る人もいる中、私はﾜｲｼｬﾂ１枚で過ごせていて、寒くないの？と呆れられていましたが、ﾅｲﾛﾋﾞと同様標高が高いせいもあり、流石に最高気温が連日20度を下回り、朝晩10度近くなってくると、先週より上着そして、本日よりたﾕﾆｸﾛ・ﾋｰﾄﾃｯｸ（1月に日本を発ったおかげです）を出しました。住居は、こちらで多いｺﾝｸﾘｰﾄ作り＆ﾀｲﾙ床、暖房なし、そして風呂は温水ｼｬﾜｰのみで暖まれないので、体感温度はもっと低いです。ﾋﾞｰﾙがこちらでは通常は常温で飲まれている理由が、今は分かります。今度ﾅｲﾛﾋﾞに行った時には、湯たんぽを調達しなければ。ずっと先のことですが、日本の温泉が楽しみになってきました。

2013.07.05

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教室にて

(6/14分の日記)　今ﾀｰﾑの授業も、日程的にも内容的にもﾔﾏを超しましたが、ある講座の学生が記念写真を撮りたいというので、何名かと一緒に撮ってもらいました。偶々ですが、写っている学生はみな、特に優秀な方で、その上、勘所で頷いてくれるので、ﾍﾟｰｽがとりやすかったです。　またこのうちの1名は、初日からきちんとｺﾒﾝﾄをしてくれ、話すｽﾋﾟｰﾄﾞや声の大きさなど、基本についての提言をいただきました。これは、とかく語学力のことばかり頭にあった私にとって目からｳﾛｺでしたし、結果、表現力が進歩していなくても、話し方によって大分改善できるという実感を持ちました。なお最近、大変分かりやすくなったとのｺﾒﾝﾄもいただき、こちらに来て大変助けられた学生です。　講座終了後にｻﾏﾘｰを学校のmgtに提出しようと思っていますが、学生が苦労しているのを目の当たりにし、学習環境の改善についての提言を、外部しかも初めての人間だからできる今合わせて、実施しようという気になりました。

2013.07.05

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更新し忘れ

すみません。Facebookの方は更新していたのですが、こちらの方に反映するのを間違っていました。しばらく分を続けて載せますので、ご笑覧よろしくお願いします。

2013.07.04

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誕生日

還暦まではあと少しですが、今日、年に一度の区切りの日をｹﾆｱで迎えることになり、現地の小豆?とｹﾆｱ産ｺｼﾋｶﾘの赤飯を感慨深くいただきました。ここまでいろんな意味で大過なく来れたのも、支えていただいた良い出会いがたくさんあったおかげです。皆様に改めて感謝、そして改めて妻に感謝いたします!とはいえ、やはり寒さ(?)はこたえますので、遂に七輪を買ってしまいました。火をつけるのに文字通り四苦八苦しましたが、これで一安心!　

2013.07.03

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25年ぶりのコース

　先週末はﾏﾁｬｺｽに1つあるｺﾞﾙﾌ場で良い汗を流しました。妻が今回が初ﾃﾞﾋﾞｭｰ、私が25年ぶりなどという素人集団ですので、ｽｺｱは関係なく打ちっぱなし感覚です。ﾊｰﾌｺｰｽだったはずなのですが、流石にｷｬﾃﾞｨさんより、もういいだろうということで、8ﾎｰﾙに短縮されてしまいました。(それでも18ﾎｰﾙ分以上は練習できたと思います(笑)。費用はｷｬﾃﾞｨさん込みで1500円位でこれも打ちっぱなし感覚。　日頃は明るく振る舞っている皆さんですが、ｽﾄﾚｽがないと言えばｳｿだと思います。ﾎﾞｰﾙを叩く力に現れている様に感じました。たまには発散しましょうか。　本日の夕食は、豚ｶﾂでした。魚介が手に入らないこちらでは最高のご馳走です。豚肉もｿｰｽもﾅｲﾛﾋﾞに行った折に調達したものです。改めて妻に感謝!

2013.06.16

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最初の月の講義

　5月の最後の週のｸﾗｽも何とか無事に終わりました。3つの講座でﾊﾟﾜｰﾎﾟｲﾝﾄを合計600ﾍﾟｰｼﾞ作っているのですが、後20-30ﾍﾟｰｼﾞを残すだけとなり、少し余裕が出てきたので、学生と授業外でも話をする機会が多少持てるようになりました。（今までは実は大変焦っていたのです（笑））。授業の合間に、来年にｹﾆｱではPrimary Schoolの生徒全員にLap Top(e-Book?)を配布するとの話があるが、重要なのはｺﾝﾃﾝﾂなので、ぜひ今後活躍してほしいと言うと、結構真面目に聞いてくれます。　また、自分の生徒より、授業とは関係のないCGIの相談(ｼｽﾃﾑ構築を請け負っているらしい)を受けたり、私の講座の生徒ではないのですが、校内で何故か呼び止められ、ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄについて何でもよいから語ってほしいと言われて、１時間ほど路上で立ち話をしました。在職中はこの道一筋の所謂ｽﾍﾟｼｬﾘｽﾄではなく、顧客担当SEの活動がほとんどだったため、何を聞かれても取りあえずは一通り話ができるのが、ここに来て大変役に立っています。（感謝！）　写真は私のｸﾗｽの一部です。一人一台のPCなのですが、ｿﾌﾄもﾊﾞﾗﾊﾞﾗですし、良く起こる停電時には役に立ちません。また、ﾌｧｲﾙ共有もこれからです。いっぱい提案したいことはあるのですが、偉そうなことを言う前に、とにかく今は本業としての授業について一定の評価を受けることを一番の目標にしています。　　休み時間には、ある女子生徒が、(冗談で?)私に迫るﾎﾟｰｽﾞをしたため、咄嗟に吉本ﾊﾞﾘのﾘｱｸｼｮﾝで逃げるマネをしたら、結構他の学生にも受けました。関西風ｷﾞｬｸﾞが遠くｱﾌﾘｶの地でも通じるのが確認できたことは、大きな収穫です。

2013.06.09

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スーパーマーケット

　缶詰が売られていたので、缶切りを求めて3件のｽｰﾊﾟｰを回ったのですが、どこでも"out of stock"と言われました。そもそも本当に缶切りなるものがあるのか気になって、最後にPeter Muleiという地場の(江戸川区のﾔﾏｲﾁの様な)ｽｰﾊﾞｰで、そこで売られている缶詰を店員に見せ、開け方を聞いてみたところ、首をかしげながら結論としては、ﾅｲﾌを蓋にあてて叩くのでは? と苦し紛れの回答、それは危ないでしょうと言うと頷き、結局缶切りのことは知らないということでした。　暫く忘れていたのですが、10日後に買い物中にその店員に声をかけられ、売り場まで連れて行かれ、缶切りの入荷を教えてくれました。良く覚えてくれていたものでお互いに嬉しくなりました。　他もそうですが、このｽｰﾊﾟｰは特に店員の応対が良く、現地のｶﾝﾊﾞ語を教えてくれたり、日本語を聞いてくる店員もいるし、1500円の電気ﾎﾟｯﾄを買ったときは、水を持ってきてｽｲｯﾁの入れ方や沸騰後に切れるところまで実演(&ﾃｽﾄ)して、使用法を教えてくれました。(その時はｽｲｯﾁを間違えていたので、私の方がｱﾄﾞﾊﾞｲｽしましたが(笑))。また保証書は1枚目は客が書き、2枚目はそれを確認しながら定員が書くというﾙｰﾙの様です(今回は時間の都合上、私が代行しました(笑))　先日このｽｰﾊﾟｰの看板を見たら、ﾐｯｼｮﾝは、“To create an emotional relationship with our customers by providing reliable, quality goods and services through our inspired staff.” 、で納得。この言わば労働生産性が低い中でも経営的にやっていけるのは、地域密着のための努力の結果でしょうが、ある意味で豊かだと言えるかも知れません。　ここで売られているﾋﾞｰﾙも毎晩の楽しみです。東ｱﾌﾘｶはﾋﾞｰﾙが有名で、ﾅｲﾛﾋﾞで作られているﾀｽｶや、ｱｲﾙﾗﾝﾄﾞのｷﾞﾈｽ社がｱﾌﾘｶで生産しているものなど、美味しいですし、ややこしい酒税がないため、本物のﾋﾞｰﾙが日本の発泡酒より安く飲めます。また日本の上高地と同じ標高なのだからでしょうか、ｱﾙｺｰﾙの廻りが早いので、二人で一本で十分です。

2013.06.07

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マチャコス登山

　大学では今週から3講座とも始まりました。最初の緊張が解けてきたせいか、自分の言葉がはっきりと耳に入るようになり、表現力の乏しさを改めて感じられるようになりました。でもこれは日本語でも同じですね。学生も勉強、私も勉強です(笑)。　先週末は、今月に任期が終わる隊員の送迎登山でした。近くですが、ｹﾆｱの原野や地平線が雄大に見えるところで、久しぶりに3時間汗たっぷりのｳｫｰｷﾝｸﾞでした。出発時は近所の子供たちがお見送りですが、山に入ると流石に日本人は珍しいのか、子供たちは誘い合わせて家から出て見に来ますが、ｶﾒﾗを向けると一斉に逃げ出します。でも一人の子は、自分もｶﾒﾗを持つ真似をして、写ってくれました。途中英国人夫婦やｼﾞｬｰﾅﾘｽﾄとの記念ｼｮｯﾄも。

2013.05.25

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授業が始まりました

2'nd termになり、こちらでの私の"本業"である大学での講義、((兼)私にとっての英語の授業)が始まりました。3つの講座の内、今週始まったのは1つ(O.O.Programming)ですが、何とか予定通り終わり、ほっとしているところです。ﾃｷｽﾄは日本から持参したものと、こちらの文章だけのﾃｷｽﾄと参考資料をﾏｰｼﾞした手作りのもので、ｲﾝﾀｰﾈｯﾄに興味を持ってもらうために、日本のｻｰﾊﾞｰに簡単なﾎﾟｰﾀﾙを作り、ｱﾝｹｰﾄやﾃｷｽﾄ、参考資料も載せるようにしました。ただ一番受けたのは、冒頭のｽﾜﾋﾘ語での挨拶でした(!?)。　今回の学生はPCの操作にもあまり慣れていず、最初はﾌｧｲﾙの編集もできなかったのですが、最後には全員ｻﾝﾌﾟﾙﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑを実行できるようになりました。またちょっとと思いながらも参考資料として次世代のbanking system architectureの絵を利用したのですが、数名が頷いて聞かれているのには力づけられました。　根からの小心者で、昔ながら始まるまではあれこれ考えるのですが、始まると度胸が据わるという会社生活でいただいた経験を有難く感じています。TVの有料放送は、ﾊﾟｲﾚｰﾂｵﾌﾞｶﾘﾋﾞｱﾝや、ﾛｰﾄﾞｵﾌﾞｻﾞﾘﾝｸﾞ、ｼﾞｭﾗｼｯｸﾊﾟｰｸなど分かりやすい物が充実しているので、週末はのんびりします。

2013.05.17

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ケニアで日本式指圧

　また午後から電気が止まり、いつもの広域停電だと高をくくっていると、夜、他の部屋の明かりが。あわてて管理人を呼び出しても、地域の電気系統の内の1つですわ、と早口で終わりにしたい様子。やっと翌朝8時にﾃｸﾆｼｬﾝ(技術者)を派遣する約束を取り付け。でも予想通り(笑泣)、8時30分、12時、13時、14時と電話するつど変わり、最後には18時の回答。夕方に到着、即座に解決でしたが、その間何もできず家で待ち続けた二日間でした。向こうもきっと同様の事情があるに違いないと思うしかないですね。他のﾎﾞﾗﾝﾃｨｱや、日本の被災地と比べたら大変恵まれているのですが、感覚的に30%-40%はこんな作業に追われているように思えます。　休日は初めて日本式指圧をしてもらいました。私も含め5名のJICAﾎﾞﾗﾝﾃｨｱがそれぞれ違う仕事をされていますが、その1人が継続的にこちらの国立の視覚障害者技術専門学校で、自立に向けての糧になるように指圧の授業を持たれていて、卒業生が地元の他ﾅｲﾛﾋﾞ他でも開業されています。授業をされているﾎﾞﾗﾝﾃｲｧの先生も同行していただき、1時間たっぷり本格的に押していただきました。体も大変ほぐれましたが、こちらに来た緊張も今頃一度にほぐれた様で、初めて風邪をひいてしまいました(笑)。以下はそのご紹介です。視覚障害者の自立へ向けて

2013.05.10

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或る日の出来事

　ｹﾆｱでの携帯やﾈｯﾄのﾌﾟﾘﾍﾟｲﾄﾞｶｰﾄﾞを、近くの店では50や100ｼﾙ(=円)の少額しかないので、往復3km歩いてﾚｼｰﾄに発券してくれるｽｰﾊﾟｰで1000ｼﾙを購入。早速登録しようとすればｴﾗｰで、ｶｽﾀﾏｰｾﾝﾀｰとやりとり。この日はﾈｯﾄﾜｰｸ状態がいつもの様に悪く、簡単なﾒｰﾙ送信だけでも2時間。結果、購入の数時間前に同じ16桁の番号の使用記録が見つかり、購入店での交換を"ｱﾄﾞﾊﾞｲｽ(??)"され、止む無く翌日3kmを往復。交換してもらえることになったが、発券機器の故障でその日はだめ。　　ｼｽﾃﾑの問題と思われるので、ｶｽﾀﾏｰｾﾝﾀｰに"ｶｰﾄﾞの信頼性が疑われるので原因を調べておいて"とﾒｰﾙしまたが(たまには(??)ﾕｰｻﾞｰの立場でもっと強く出たかったのですが...)、翌日の返答は"当社のｶｰﾄﾞは信頼できます。何かあればｶｽﾀﾏｰｾﾝﾀｰが対応します"とあっさり。最後は人でｶﾊﾞｰしている様に見えます。下記のTV会社もそうですが、日本と違いｾﾝﾀｰへの電話だけはいつもさくさくと繋がります。　ｼｽﾃﾑの品質の問題がどれだけお互いの生産性を下げるかを久しぶりに思い起こしました。これに停電(や断水)の他、時間遵守を妨げる要因はいっぱいありますが、"ﾎﾟﾚﾎﾟﾚ"の生活のｺﾂがまだ掴めていません。とりあえず万が一に備え、ｶｰﾄﾞは小分けで購入することに。　またこの日は衛星TVが映らなくなり、こちらもｾﾝﾀｰに電話したら料金が未払い?。何度かやりとりし向こう側の問題であることが分かりましたが、何故かその後未払いの督促ﾒｰﾙがあり、またやりとり、でもまたﾈｯﾄが繋がらない....(写真はいつも通っているﾒｲﾝ通りと、任地に来られたJICA mgtおよび、こちらで活躍されているﾎﾞﾗﾝﾃｨｱの皆様です)

2013.04.28

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大統領の宣誓式が終了

　先週の大統領の宣誓式は、前回の選挙が大変だったのでまだ心配されていたのですが、無事に終わりその後の混乱もなく新政権が始まりました。調べてみると前回の後に、大統領の権限縮小や、地方主権、三権分立や二院制、婦人枠など民主主義を進める新憲法の国民投票が大多数の賛成で成立していて、今回はその初めての選挙なので、結果の期待が大きいのではないかと思います。TVでも婦人枠の女性議員と政府側のディスカッションの中継がありましたが、皆さん堂々と主張されていて気持ちが良かったです。　政策の目玉として、44省庁を18省庁に統合、出産の費用の国費負担など書かれていましたが、ICT推進施策として小学校1年生120万人にソーラー付のラップトップを配布するとありました。(新聞によるとe-Bookの様なものではないか?)以前より始まっている英語の授業も含め、人材育成に重きを置いていると感じます。尚、全人口は日本の3分の1ですが、1年生の人数は日本より若干多いようです!　　現在は私のいるICT学部がある大学でも、この前の休暇申請は、懐かしいカーボンペーパーを挟んでの2枚の手書きで、学部長に直接サインをもらわなければならないというICTとはかけ離れた環境ですが、携帯が爆発的に普及した様に、浸透は早いかもしれません。教える人材の問題はありますが。　TVでも真面目に政治が議論されているように思えます。少なくとも、政治家の失言や個人スキャンダルが大きく取り上げられるような国と比較した場合ですが・・(写真は、マサイの土産人形。本文とは関係ありません)

2013.04.20

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大統領就任式

今日はｹﾆｱｯﾀ大統領の就任式で祝日です。選挙後、最高裁の審議を経ての確定ですが、(細かくはいろいろあるのでしょうが、)有権者全員の指紋認証や連日のTV公開審議、その後の地方分権と集中の議論等、国民の憲法と民主主義を守る気持ちが強く感じられた日々であり、今日もTVではｱﾒﾘｶの人権活動家の出席も報道されていて、まずは敬意を表したいです。　先週末にﾅｲﾛﾋﾞ国立博物館に行きました。住民なので外国人の半額料金です。各地域の蝶で作成されたｹﾆｱ地図や動物、鳥、民俗、歴史等興味深い展示が多いです。またｷﾘﾝの先祖の化石もありました。当時は首が長くなく、その後伸びたのがｷﾘﾝ、伸びなかったのがｵｶﾋﾟになったということです。　人類発祥の地であるｱﾌﾘｶですので、人類学の資料も整備されていました。凡そ1700万年前にProconsul(類人猿)達がｹﾆｱのﾋﾞｸﾄﾘｱ湖、170万年前のTurukana Boy(原人)達が同じくﾄｩﾙｶﾅ湖という、ｹﾆｱやﾀﾝｻﾞﾆｱで近くに住んでいて、その子孫で10万年前にｱﾌﾘｶに現れたﾎﾓｻﾋﾟｴﾝｽが他の大陸に移動して今の人類になったという説が有力です。子供を平均25歳で生むとしたら、我々の先祖は700,000世代もの間ごく近所に住んでいて、わずか3000世代前に各大陸に分かれたので、体の色や身長程度しか違いができなかったのですね。まして、代表的な宗教が生まれたのは80世代前ですし、国境線に至ってはほんの最近です。こんなんで喧嘩はしたくないですね。　学生時代に教わった人類学のﾘｰｷｰ博士とのﾂｰｼｮｯﾄも撮ることができました。

2013.04.09

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定期健診でﾅｲﾛﾋﾞへ

　今週末は定期健診でﾅｲﾛﾋﾞですが、昨年までお世話になった会社のｹﾆｱ法人の本社ﾋﾞﾙが、いつもの買い物場所の近くの高級住宅街にありました。　昨年在職時には、ｹﾆｱのICT事情を教えていただき大変参考になりました。また今回、学生にICTの技術を教えるにあたり、それが果たす役割の様なものを感じとっていただくための参考情報として、退職後厚かましくもﾒｰﾙで、またﾋﾞｼﾞﾈｽとは直接には無関係かも知れません(?すみません?)が、昨年設立された研究所の状況についてお聞きしたところ、お忙しい中、大変親切に教えていただきました。ｸﾞﾛｰﾊﾞﾙｶﾝﾊﾟﾆｰの文化で有難いです。　とはいえ、この齢ではやはり日本食が元気の糧ですね。いろんな方からの情報により、ｹﾆｱ産ｺｼﾋｶﾘ、豆腐、・・・食材を入手!

2013.04.05

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イースター4連休

　明日からｹﾆｱでは大型のｲｰｽﾀｰ4連休ですが、先般の大統領選挙の異議申し立て裁判の判決が明後日までになっているので、万が一に備えて任地Machakosで休暇を過ごします。裁判は終始TVやﾗｼﾞｵで中継されていますが、意図的?に結果を改ざんして報告している証拠のVTR等々、衝撃的な事実も出てきているので、裁判所の判断が注目されるところです。　今週は、雨季の影響か分かりませんが、6時間以上にわたる広域的な停電が何回かあり、TVのｾｯﾄｱｯﾌﾟ技術者が最終確認ができずに帰り、残作業を見逃していたので再依頼したり、早朝に予定していたﾜｰｸができなかったり、と振り回されていたので、個人的にものんびりできそうな休暇です。晴れ間にはｱﾊﾟｰﾄの周りでも牛やﾔｷﾞの姿が見られます。　また購入後6日目にしてようやく映った衛星TVで、日本のSasukeというｽﾎﾟｰﾂ?番組が見られました。ﾀｲﾄﾙは"Ninja Warrior"になっています。ﾅﾚｰｼｮﾝはそのままの日本語+英語の字幕の部分と、英語での放映の部分が入れ混ざったものですが、ｹﾆｱに来て初めての日本語放送を楽しむことができました。

2013.03.29

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任地での生活

　任地に戻って一週間。大学での次の学期(5月～)の役割は、ﾌﾟﾛｸﾞﾗﾐﾝｸﾞを主とする3つの授業。まずは日本そしてﾅｲﾛﾋﾞで購入した参考書と、現在使用されているﾃｷｽﾄをもとに、ｹﾆｱのICTの共通Syllabusを踏まえて、自分なりのｶﾘｷｭﾗﾑの作成を始めたところです。　このSyllabusの冒頭の教育の目的 : "部族、人種、宗教が異なっていても、争いを止め尊重しあい統一したｹﾆｱを共に創っていく気持ちを養うこと"、にはちょっと驚きましたが、それでも、ある隊員が書いていましたが、"例えば、日本人と韓国人と中国人を同じところに集めて「今日から君たち同じ国の国民だからよろしく」って言われた場合、我々はどう感じるか・・"と考えると、ｱﾌﾘｶだけの問題にとどまらないのではと思ったりします。　住まいは結局ｱﾊﾟｰﾄの4階で、家具も揃いようよう落ち着いてきたところで、改めてここに来た意味を思うこともあります。--- 日本にも困っている人も多いし、家族にも迷惑をかけているし、妻には格段に快適で安全な日本での生活から離れて慣れない随伴生活をしてもらっているし、自分のできることなどごくごく僅かだし --- 等々思うのですが、(稚拙で、また人に偉そうに言えるものでは決してないですが(^.^))やはりみんな平和で仲良くしてほしいという気持ちを持ち続けることかなと思っています。(写真は、自宅からの眺望とﾏｯﾄﾚｽを運んでもらったﾀｸｼｰ)

2013.03.23

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ケニア総選挙その２

　ｹﾆｱの大統領選挙は、故初代大統領の息子のｳﾌﾙ・ｹﾆｱｯﾀ氏が50.07%という決選投票なしに当選できる50%以上を辛うじて超え、大方の新聞による決選投票予想を覆しました。この僅差と異議申し立て手続きにより不透明な部分は残っています。　ただ当初の心配は(今のところ)杞憂で、ﾅｲﾛﾋﾞ市内も平穏で、今回の選挙管理の体制や投票者の指紋認証による本人確認などの透明性の徹底やｷｬﾝﾍﾟｰﾝもありますが、話をする人が一律に言われていた平和への思いが奏功しているようです。それで今週より赴任先のﾏﾁｬｺｽに戻っています。ここは対立候補が圧倒的に支持された地域なのですが、選挙の話としては何事もなくてよかったという答えが一番でした。　今回ﾅｲﾛﾋﾞで多くのJICAﾎﾞﾗﾝﾃｨｱとお会いできる機会がありましたが、私が参加している"KESTES"という分科会(自主的なﾀｽｸﾁｰﾑ)の集まりがありました。これは、経済的な理由で学校に行けない優秀なｹﾆｱ人生徒に対して寄付を募り学費の援助を行うもので、ｹﾆｱで活動しているJICAﾎﾞﾗﾝﾃｨｱの有志が30年前に始め、以降今まで隊員の顔ぶれや人数も変動する中、手弁当で継続的に自主運営されてきているものです。　奨学生には学費の援助は勿論ですが、担当のJICAﾎﾞﾗﾝﾃｨｱが親身になって面倒を見ている様子が紹介され、ｹﾆｱ社会への貢献と共に、日本との懸け橋にもなっていただければと感じました。また分科会での真剣な議論をはじめ、JICAの青年の活動ぶりに改めて教えられました。私も総務班の一員として微力ながら活動予定です。KESTESについて日本　http://kestes.slowcal.net/ｹﾆｱ　　http://jocvkestes.wordpress.com/

2013.03.15

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ケニア総選挙

　ｹﾆｱでは今週4日に総選挙があり、初めて設立された47県の知事など、6つの選挙が同時に行われましたが、その中の大統領選挙は、5年前に多数の死者が出る騒乱になり、国際ｲﾒｰｼﾞを大きく損ねたそうです。今回は、中立な選挙管理委員会のもと公平性、透明性を保つ努力や、早くから平和ｷｬﾝﾍﾟｰﾝなどが繰り広げられてきました。(ある地域で独立派関連で残念ながら死者が出た他は、) 今は平静を保っていますが、最終の結果がようやく今晩出る予定なので暫く要注意です。万が一に備え、今はﾅｲﾛﾋﾞでの生活です。　多くの部族が共存していて、言語が異なり生活地域もまだまだ分かれていて、国がまとまるための障壁になっているところもあるようです。加えて、隣国ｿﾏﾘｱやｽｰﾀﾞﾝの紛争の影響も多大に受けていて、国の発展のための大きなﾊﾝﾃﾞｨになっています。高齢化やいろいろ言われている日本が、この意味では大変恵まれていることを改めて感じます。いずれにしても、今回の選挙が公平性を保ったたま平和裏に終結して、民主主義の実績を積み重ねられることを祈るばかりです。(写真はJICAの方より一部拝借しました)　この間、JICAでお世話になっている方が、連日若い隊員をご自宅に招いて料理講習会を行っていられるところにご招待を受け、日本食を満喫しました(!(^^)!

2013.03.08

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ケニアの車事情について

日本では知らなかったのですが、感覚的に70%以上(ﾈｯﾄでは75%という数字も)が日本車です。ある日にﾅｲﾛﾋﾞ市内でざっと見た記憶では、乗用車はﾄﾖﾀが圧倒的に多く次いでﾆｯｻﾝ、ﾎﾝﾀﾞ、ﾊﾞｽはIsuzu(特に市ﾊﾞｽやｽｸｰﾙﾊﾞｽはほとんど)、三菱、ﾄﾗｯｸは三菱等。田舎町から本日乗車した快適なﾀｸｼｰもﾄﾖﾀ車でした。なおﾌﾛﾝﾄｶﾞﾗｽには何故か24年度車検のｽﾃｯｶｰがそのまま堂々と貼ってありました。(切れていますが・・)　これはｲｷﾞﾘｽと同様左側通行ということもありますが、性能、ｶﾞｿﾘﾝ高による燃費重視、そして中古車販売の現地法人などﾒｰｶｰの努力も大きいと思われます。これに田舎町のｽｰﾊﾟｰでも展示されているSONYの3D TVや、ｷｬﾉﾝ、ﾆｺﾝのﾃﾞｼﾞｶﾒ等、日本製品の活躍もあって、日本に対する理解を推進しています。大学の教員からも時々日本に留学していたことを紹介されたりしますが、ｹﾆｱでは技術者のｷｬﾘｱﾊﾟｽとして海外留学が重要で、その中でも日本は技術の先進国として希望が多いとのことです。　　庶民の足としては、ﾊﾞｽの他に、10数名定員をはるかに超える詰め込み技術を持っているMATATSU(近距離では20-30ｼﾙ(円)から)、3名定員で6名乗りを見かけるTUKTUK(20ｼﾙ均一)、そして乗客1名を乗せるPIKPIK(さすがに避けています)が活躍しています。・・写真は、MATASTU、TUKTUK、PIKIPIKI本日までお世話になったﾎﾃﾙの前での記念撮影(左はいつも出入り時にｽﾜﾋﾘ語で質問し正しく答えないと通してくれないｶﾞｰﾄﾞﾏﾝの方、右は知らぬ間に入られた全く無関係な人・・

2013.03.01

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赴任二週目です。

　今まで、赴任先の学長、教師やﾊﾞｽ車内で初めて会った方などから、この街(Machakos)の感想を聞かれたりするのですが、正直な答えとして"Friendly"と答えると、"我が意を得たり"という感じで頷かれることが多いです。特に、"ｶﾝﾊﾞ(この地方の部族)はそうだ"と言われることもあり、人々の共通意識になっているようです。　例えば本日、PC LABで満室だったので遠慮して立ってﾈｯﾄを見ていたら、女学生が隣室より椅子を持ってきてくれたり、通勤中に出会った小学生は、名前を聞いたり、日本までいくらかかるの? 100万円?? と少し憧れの様子で聞いていました。(大変お世話になっているｺﾝﾋﾟｭｰﾀ管理のご担当)　この親近さについて、学長は"ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝ"の基本という言い方をされていて、挨拶だけでなく困った場合の助け合いのﾍﾞｰｽとのことです。そのためかと思われるのですが、とにかくFace To Faceのﾐｰﾃｨﾝｸﾞが多く、携帯電話/PCはその補助である感じを受けます。先日も、私の住まいについて大学の中にある一戸建てをお借りできるという話になりましたが、決定に際しては、学長、副学長、設計担当とJICA ｽﾀｯﾌを交えたmtgを開かれ、大学としては不要ですがJICAのｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝを満たすために必要な追加の工事についても、学長自らmtgを仕切り皆の思いを確認したうえで、ご快諾をいただきました。(改築後入居予定の住居)　　このことは反面、"生産性"を求めてきた立場からすると、効率が悪く、実際そのため、mtgが長引き予定の時間より数時間も待たされることも既に何度も経験しています。ただ渡航前に途上国の中には時間に"ﾙｰｽﾞ"なところがあると言われて来ましたが、少なくともこちらは"ﾙｰｽﾞ"ではなく、我々の持ってきた価値観とは少し優先度が異なるのだと思います。来たばかりでまだ理解できていませんが、国際競争に巻き込まれる中で、どういう社会になっていくか、興味を持って見ていきたいと思います。　尚、長く待たされ自分では気づかずｲﾗｲﾗしていた時があり、その時は教師の方もいつものようには声をかけてくれることが少なく、何か表情に出ていたのでしょうか、自分の価値観にとらわれていたことに反省しています。（日本での勤務時もそうだったのでしょうね。遅ればせながら反省。(^_^;)）(本日の学内ﾚｽﾄﾗﾝのﾗﾝﾁ(ﾗﾑ肉、これにｽｰﾌﾟ、ﾃﾞｻﾞｰﾄ、ｺｰﾋｰがついて100ｼﾙ(約100円)、学内食堂は更にﾘｰｿﾞﾅﾌﾞﾙ)

2013.02.24

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