50年前の変り種レンズ・・レチナ2c
この前紹介したレチナ2cと言う59年前のドイツ製のカメラの試写をしました。ワイドレンズ・標準レンズ・望遠レンズの三本を使ってみました。 何度も取り上げた熊野古道のお休み所の屋根を同じ場所に立って取ったものです。レンズにやってこれだけ大きさが変わります。今ではズームが常識ですが・・・ これはレチナ・クセノンC・50mmf2,8です。明るさも無理をしていないので性能はすばらしいのもです。コーティングが良いのかフィルターなしで青空が白く飛ばないですんでいます。 これはカーター・クセノンC・35mmf5.6です。このレンズは標準レンズのシャッターとシャッターから後ろのレンズを使うためかなり無理な設計になっています。あまり期待をしていなかったのですが、さすがにドイツの一流レンズメーカーがレチナ用に開発しただけに確かな描写をしてくれました。 こちらはロンガー・クセノン・80mmf4です。これもワイド同様レンズの後ろ半分を標準レンズのものを使うのですが、こちらも無理な設計を感じさせないしっかりした描写です。この80mmくらいのレンズは人物撮影に適した長さです。遠近感が肉眼に近く『鼻デカ』や『鼻ペチャ』にならないで美人に写ります。このレンズも非常に優秀なので撮影に持ってゆきたくなるものです。使うにはかなりの忍耐の要る厄介な操作がいるのですがそれもマニアなら面白いかもしれません。 このレンズの写真はこれからも他の記事とともに載せてゆきます。 ↑↑よろしければ一日一回ポチッと押してください