東奔並走。

昨日の桧塚から2日連続となるが、今年最後の山は高見山。
山容が槍ヶ岳ほどではないにしても、きれいな、それでいて頂上が尖った三角形で、「関西のマッターホルン」と言われるそうだが、高さは本物のマッターホルンの1/3にも満たない。
冬は霧氷をよく見ることができるため、「霧氷バス」なる臨時便が出るほど賑わいを見せる山である。

今回は年末ということもあり、まだ臨時バスも出ていないので登山者は少なかった。
以前来たときは登山口から雪が道を覆っていたが、今回は途中までは雪がほとんどなかった。


しかし、登るにしたがって積雪量も多くなり、山頂付近はしっかり、モコモコの霧氷を見ることができた。


山頂は狭いため多くの人が訪れると避難小屋はあるが、すぐ一杯になり、居場所がなくなる。おまけに所々登山道は雪ですれ違いも困難となる。
なので人込みの少ないこの時期に来たというのもあるが、残念なことに天気は優れず、一面ガスで覆われ、風も強かったので早々に下山した。


2017年も百名山踏破だけでなく、いろんな山に行ってそこからしか味わえない風景を堪能したい。