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山行・水行・書筺 (小野寺秀也)

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小野寺秀也

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2012.07.16
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テーマ:アユ釣り(7)
カテゴリ:アユ釣り

  やっと2回目の広瀬川である。

  先週の金、土と1泊で山形県・小国川に出かけたが、雨と高水と濁りで、2日間で30分だけの釣りをした。もちろん1尾も釣れず、立派な夏風邪をお土産に帰ってきた。
  雨に祟られたものの、東北の各地から集まった釣り仲間に川で会うのは久しぶりで楽しかったし、彼らから新しい仕掛けと釣法を教えてもらったのは何よりだった。最新の仕掛けとか釣法という点に関しては、私はまったくの浦島状態なのである。
  定年退職で張り切って始めた「アユ釣りのリハビリテーション」もいまだ道半ばなのである。

  小国川から持ち帰った山形産の風邪でおとなしくしていたが、教えられた仕掛けを早く試したくてじりじりしていたし、震災復旧工事で川底の様子が変わってしまった広瀬川に数多く通わないと、変化した川底を早く把握することができないという問題もある。地元の川なのに、どの場所のどのスポットが釣れるのか、かいもく見当がつかなくなっているのである。
  それで、入川場所は解禁日と同じ、仲の瀬橋と澱橋の間、胡桃淵周辺である。河川工事で激しくいじられていて、様子が一変した場所である。今年になって2度の大雨増水で幾分変化が出たが、昨年は重機で川底を真っ平らにされていた。

  天気予報通りの晴天、気温が上がり始めている。天候だけは典型的なアユ釣り日和である。

  まず押しの強い赤門の瀬肩に入る。深さは腰くらい。ガンガン瀬が始まるぎりぎりで3尾。そのうち2尾は22cmほどの幅広のアユである。背びれが大きく天然遡上(数の少ない1番登り)を思わせる。
  ガンガン瀬は工事後に石が小さくなってしまった。瀬脇にはほとんどハミがないし、錘をつけて流心にぶち込むと錘が石に噛みやすく、まだ石が落ち着かない浮き石上のようである。
  瀬肩から上流へ泳がせていって、岩盤と大石の溝で1尾。これでおしまい。

  私の上の浅い瀬で釣っていた釣り人が様子を見にやって来て、挨拶をすると旧知の人であった。かつては一緒にトーナメントに出かけていったこともあったのだが、川で会ったのは10年ぶりくらいである。彼はまったく不調だということで、少なくとも浅い小石底のせはダメという情報は得た。かれは11時くらいには川から上がってしまった。

  次の候補は、もともとの胡桃淵の真ん中。いまは腰くらいの深さに平瀬である。かつては左岸の岩盤の切れ落ち付近に大石が詰まっていたが、いまは岩盤は見えなくなって両岸が浅く流心がやや深いという変化の乏しい流れになったが、その流心には適当なサイズの石が入っており、ハミもあったのを解禁日に確認していた。
  ところが、まったく反応なし。対岸の浅瀬で跳ねる鮎は10cmくらい。30分ほど粘って、オトリが対岸の浅瀬に乗ろうとした瞬間、激しいあたり。24cmほどの立派なハヤ(ウグイ)だった。
 
  順番からいえば、次は胡桃淵へ落ち込む左岸の分流の瀬なのだが、解禁日に入ってまったくダメだったところで、今日は一人竿を出している。挨拶をして様子を尋ねると、やはり今日もまったくダメだとのこと、「ここは見かけ倒しだな」と言いながら、瀬頭にいた釣り人と竿をたたんで帰ってしまった。
  ここは基本的に岩盤底になってしまって、石がまったくないわけではないが、岩盤にアユがつかないかぎり無理なのだろう。岩盤に居付くにはもう少し時間がかかるかも知れない。

  右岸の分流の瀬は、解禁日にハミが見られず捨てたのだが、今日見るとだいぶハミが入っている。石裏のよれと石の頭で1尾ずつ。サイズは19cmほどで、解禁日に釣った鮎と似ている(たぶん放流魚)。

  9時20分に竿を出し、11時50分で午前の部は終了。解禁日とまったく同じ6尾だけである。

  家に辿りついての一杯のビール、これのおいしいこと。ところがこれが祟って、気持ちが悪くなってしまった。私は「大酒飲みモード」と「下戸モード」を行ったり来たりする体質で、あいにく今日は「下戸モード」に入っていたのである。飲んでみなければ分からないというのは、けっこう不便ではある。

  そんなこんなで午後の部の竿出しは3時15分である。場所は、胡桃淵の上流の右岸の分流の瀬、午前の続きである。
  深さは30cm程度、上下10mくらいの範囲で4尾。18~19cmの小振りなアユである。しかし、ここはアユの供給源が遠く、明日も釣れるかどうかは疑わしい。最後はやはりとどめのハヤで、仕掛けをぐちゃぐちゃにされて終了。5時10分。


   ayu2-2
         左:午前の釣果、6尾、右:午後の釣果、4尾(+オトリ2尾)

  1時間あたり2~2.5尾。やはり、不調と言うしかない。解禁日と比べれば、ハミ跡は圧倒的に増えている。アユのハミが川に広がると、石が黒々と鏡のようになるから、川の水が美しく見える。
  しかし、飛び跳ねるアユは本当に小さく、いまだ釣りにならない豊かさである。


  さて、教えてもらった仕掛けはさほど問題なく使えた。ただし、こんな釣れ具合では、その仕掛けが利いたのかどうかはよく分からない。他の釣り人が釣れていなかったという点では、仕掛けが良かったと言えなくもないけれども。

 






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Last updated  2012.07.17 08:28:50
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