吉原寛人騎手2000勝達成表彰式がおこなわれました(川崎)
ミツオーです。目と鼻の奥が本格的にシーズンインしました。さて、吉原寛人騎手が通算2000勝に到達し、昨日、川崎競馬場で表彰式がおこなわれました。吉原寛人騎手は、金沢競馬所属騎手です。今年も1月1日から3月3日までの日程で、南関東地区で期間限定騎乗をおこなっているのですが、その最中の節目到達ということで、限定騎乗中の所属場である川崎競馬場での表彰式となりました。南関東地区所属騎手については、1000勝以上、500勝きざみで、「関東地方公営競馬協議会(=関地協)」により表彰されることになっています。たとえば、間もなく森泰斗騎手が2000勝に到達する見込みですが、この場合は関東地方公営競馬協議会の表彰対象です。そのほか、100勝きざみでの表彰をおこなっているのは、南関東地区では船橋競馬場。ただしこれも、1000勝までは100勝ごとで、1000に到達すると500ごとになります(1100とか2200ってのはやらない。関地協表彰と一緒にしちゃうってことよね、たぶん)。また、他地区でわたしがお世話になっている場でいうと、笠松競馬場では、騎手は100勝きざみ(上限なし。東川公則騎手の2200とか2300ってのも表彰式やりました)、調教師は500勝きざみで表彰対象になっています。表彰式をおこなうかどうか、表彰対象となるかどうかは、主催者ごと・所属場ごとに異なるということです。吉原騎手は、現在たまたま川崎所属で南関東地区期間限定騎乗中ですが、本来は金沢所属ですから、関東地方公営競馬協議会による表彰はナシ。とはいえ2000は極めて大きな節目ですし、所属主催者である川崎競馬によって表彰されたということです。表彰式は、寒い寒い中おこなわれ、それでもたくさんのファンの方が間近に集まってくださったのは、本当にうれしいことでした。インタビュー中に吉原騎手が、ときに涙目になっていたのは寒さのせいかもしれませんが、割と涙もろい面を持ち合わせる吉原騎手のことですから、もしかしたら来し方を振り返って感涙を浮かべていたのかもしれず、そのへんは今度聞いておきます。というのも、本来の所属場である金沢競馬場でも、吉原寛人騎手通算2000勝達成の表彰式はおこなわれるハズでして、それが今年最初の開催日(金沢は冬季の休み中)におこなわれるとすると、3月19日(日曜日)。…わたくし、この日は金沢にお邪魔することになっております。ので、もしかすると、川崎での表彰式に続いて金沢でも吉原騎手の2000勝達成表彰式を担当することになるやもしれず。もしそうならば、きっと、「また担当ですか?」とか軽口をたたかれてしまうのでしょうけれども、昨日の川崎での表彰式とはまた違った言葉を、吉原騎手に語ってもらえることと期待して金沢へ行くことにします。吉原騎手、2000勝到達、おめでとうございます。「3000勝目指します」という言葉、心強く聞きました。わたし自身、吉原騎手と話すことで得たことがたくさんありました。自分にとって吉原騎手は恩師のひとりだと思っています。さらに大きな活躍を見せてくれるよう、祈っています。これからも吉原騎手らしい騎乗を、たくさんのひとに見せてください。今後ともよろしく。本当におめでとう。