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テーマ:海外生活(7777)
カテゴリ:海外
新型コロナウイルスの影響で、今年の夏はスポーツの全国大会が中止になっています。
高校野球も今年は夏の大会はありませんが、各地区独自大会と、中止となった春のセンバツ大会出場校の交流試合が行われます。 交流試合は、今日が最終日です。 ずいぶん前にこのブログで、「上海で見た甲子園」という記事を書きました。 あの決勝戦が引き分け再試合となり、早稲田実業が優勝した時です。 実はその翌年も、上海で甲子園のテレビ中継を見ていました。 久しぶりにそのことを思い出して、綴っておきたいと思います。 この年は公立高校の佐賀北高校が、旋風を巻き起こしました。 開幕試合に勝利すると、延長15回引き分け再試合、さらには優勝候補を破って決勝戦まで勝ち上がってきました。 一方のゾーンからは、強豪の広陵高校が勝ち抜いてきました。 準決勝で春の優勝校の常葉菊川高校を破って、決勝に勝ち上がりました。 広陵高校は後にプロ入りする野村投手、小林捕手のバッテリーを擁していました。 どう考えても、広陵高校が圧倒的に優位と思いました。 やはり8回まで4-0で広陵高校がリードしていました。 私は仕事の日だったので、時々ネットで途中経過を見ていました。 しかし、次にネットを繋いだ時には、佐賀北高校が5-4で逆転勝ちして、奇跡の優勝を遂げていました。 8回裏に、逆転満塁ホームランが飛び出したのです。 思えばその10数年前、佐賀県勢が甲子園で初優勝を果たした時も、9回表に勝ち越しの満塁ホームランでした。 後で見ると、正にデジャブのようなシーンでした。 あの甲子園の決勝戦から1ヶ月ほど経ったら頃、私は日本に帰任しました。 上海で見た甲子園は、これが最後になりました。 あの夏から13年が経ちました。 夏が来ると、あの上海の暑い夏、そして上海で見た甲子園を思い出します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年08月17日 18時17分54秒
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