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テーマ:スポーツあれこれ(11026)
カテゴリ:スポーツ関連
初場所中に日本相撲協会の内規を破って、麻雀店などに出入りしていた時津風親方(元前頭時津海)に対し、協会は今日、時津風親方に退職勧告の懲戒処分を決めました。
これにより、時津風親方は日本相撲協会を退職しました。 時津風親方は、日本相撲協会が定めた新型コロナウイルス対策のガイドラインを破って、初場所の最中に麻雀店に出入りしていた他、風俗店やマッサージ店などにも出入りしていたそうです。 時津風親方は昨年夏にも、友人と宮城県に不要不急の旅行をしてゴルフコンペにも参加し、委員から年寄への2階級降格処分を受けていました。 この処分から間もない中での不祥事で、また弟子の正代が優勝争いをしている本場所中の軽率な行動ということで、強い非難が集まっていました。 今日の理事会で、解雇の次に重い処分となる退職勧告が決定したということです。 時津風親方は、先代師匠が不祥事で協会を解雇されたことを受け、現役を引退して時津風を襲名、部屋を継承しました。 先代が若い力士を暴行、死亡させるという前代未聞の刑事事件を起こしたため、急遽引退して部屋を継承せざるを得ない状況でありました。 そのような引退の経緯は同情すべきものがありますが、今回の一連の行動は、弁解の余地がありません。 退職勧告も妥当な処分だと思います。 時津風部屋は、前人未到の69連勝を達成した、相撲の神様、双葉山が興した部屋です。 今でも「双葉山道場」の看板が掲げられています。 この名門部屋は、元前頭土佐豊の間垣親方が継承することとなりました。 苦境の中での師匠交代ですが、頑張っていただきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年02月22日 18時12分48秒
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