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2006年12月21日
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3年ぶりのニュー・アルバム『ア・ポウステリオーリ』が日本では9月20日に発売されたエニグマ(ENIGMA)ですが、“映像版”『A Posteriori』がドイツで12月15日にDVDで発売されました。
 
私は「ドイツ・Amazon」で予約をしておいて、きょう届きました。
 
エニグマのオリジナル・アルバムがそのまま1枚映像がついてビデオ版が発売されたのは、デビュー・アルバム『永遠の謎(MCMX A.D.)』以来、実に15年ぶりのことです。
このデビュー・アルバムのときは、世に「DVD」という物がまだ存在せず、VHSと日本でのみLD(レーザービジョン・ディスク)で発売されました。
(その後、DVDが広く普及してから、DVDでも発売されました。)
 
この『永遠の謎(MCMX A.D.)』のビデオ版はなかなか豪華で、シングル・カットしない曲まで十分に金がかけてあり、DVDがなかった時代にずいぶんな物を作ったなぁ・・・と思いました。
ミヒャエル・クレトゥの意気込みが感じられると同時に、それだけの金をつぎ込んでも元が取れるだけのヒットをしたということでしょう。
 
その後、セカンド・アルバム以降は、オリジナル・アルバム全体が映像化されることはありませんでした。
 
さらに、前作のアルバム『ボヤジュール(Voyageur)』では、同タイトルのシングル『ボヤジュール』はいわゆるビデオ・クリップが作成されましたが、『Following In The Sun』は作成されませんでした。
エニグマの人気がだんだん衰え、金もかけられなくなってきたのでは・・・、と思っていました。
 
今回、フル・アルバムの映像版が作られると聞いて、楽しみだった半面、いろいろな心配も脳裏をよぎりました。
今回のアルバム製作に当たって、それまでの‘協力者’の名前がまったく見られなかったことです。
(・・・このあたりについては、9月19日の日記を見てください。)
 
そして、実際に手にしたDVD版『A Posteriori』を見て、「・・・・・・」という感じになりました。
 
一切クリップになっていないのです。
 
バブル景気の頃にあった「トランス系」「ハウス系」のビデオ、LDで、コンピューター・グラフィックで作った‘チープ’な映像を、そのまま使ったり、「万華鏡」をのぞいたように上下左右対称にしたりといったピカピカ、チラチラする画像がありましたが、まさに「あれ」なのです。
 
わずかに、曲によってははじめにCGで作った地球やら土星やらが出ますが、あとはひたすら‘エレクトロニック万華鏡’といった感じです。
つまり、どの曲にどの映像を使っても問題ない構成になっているのです。
もっともある程度は曲を意識して映像を作ってあるのかもしれませんが、とにかく「ビデオ・クリップ」と呼べるような物ではありません。
 
・・・どうしてこんな物を作ったんだろう。。。
 
それと、このDVDはステレオ音声のほかに、「5.1chサラウンド」の音声も収録されていますが、どうも違和感があります。
少なくともうちのシステムでは、低音がすかすかで、オリジナルのCDで聞くのとはかなり違って聞こえます。
 
というのか、これって、オリジナルCDの演奏とは少し違うような気がします。
曲によってはまったく違いがわからない物もありますが、一方で、CDでは聞こえない楽器の音があったり、あってもその楽器の響きが違っていたりするように感じるのです。
 
ところで、このDVDには、ボーナス・トラックがあります。
 
1つは、オリジナル・アルバム収録曲の別バージョン。4曲入っています。
『Eppur Si Muove』『The Alchemist』『Dreaming Of Andromeda』『20,000 Miles Over The Sea』です。
これらはドイツでは発売された、CDの「Special Version盤」に収録されていたものです。
『The Alchemist』は、このアルバムの中では私のいちばんのお気に入りなので、その別バージョンがあるのはうれしいことです。
 
この4曲をひと括りで言うと、‘トランス・ミックス’‘ハウス・ミックス’バージョンと言えると思います。
映像も、オリジナルの曲の部分とまったく同じ‘CG万華鏡’です。
つまり、このDVD全体が、トランス、ハウス・ミュージックを意識した作りになっているという感じです。
 
ほかには、DVD-ROMの部分にPC用のスクリーン・セーバーが納められています。
 
そして、もう1つの驚きは、9月19日の日記に書いたことと共通するのですが、まず日本盤のCDには、帯の部分にミヒャエルの顔写真があります。
デビュー当初は「覆面プロジェクト」として登場し、結局すぐにミヒャエル・クレトゥであることはすっぱ抜かれたにしても、アーチストとしてはミヒャエルという個人を前面には出さないのがエニグマの特徴だったはずです。
今回のDVDには、顔を堂々と出したインタビューが納められています。
これがまた不可解で、ドイツ語のインタビューと英語のインタビューがあるのです。
ドイツ語のインタビューに英語字幕を出すのではなく、ドイツ語のインタビューに自分の声で英語をかぶせるのでもなく、まったく別に収録されているのです。
 
さらに、いちばん疑問を抱かせるのは、「フォト・ギャラリー」です。
ミヒャエルの‘ド・アップ’の顔が何枚も静止画で納められています。
 
・・・どういう心境の変化でしょうか?
 
「アルバム全体の曲がおとなしい、曲調が変わった」「今までの協力者を一切排除した、妻のサンドラさえ加わっていない」「顔・姿を堂々と出した」「1枚のオリジナル・アルバム全体のDVDを作った」・・・。
もしかしたら、ミヒャエルはこのアルバムで「エニグマ」に見切りをつけるのではないか・・・、そんな気さえしてきました。
 
 
Enigma_A_Posteriori  DVD 『A Posteriori』 (Enigma)
 
 
なお、このDVD(品番:369994-9)は、「リージョン・フリー」のPAL方式ディスクです。
日本で再生できるプレーヤーは限られるので、注意が必要です。
また、アメリカ盤も発売されますが、こちらは「リージョン1」のNTSC方式です。
こちらも同じく日本で再生できるプレーヤーは限られます。
ただ、アメリカ盤の「リージョン1」という表記は、音楽物のDVDの場合、「リージョン・フリー」であることが多いようです。

P.S.私は「ドイツ・Amazon」でほかのアイテムといっしょに購入しました。
ウェブ・サイトには価格は「22.99ユーロ」と表示され、ショッピング・カートに入れて清算していくときもそのまま進みますが、最後に「16.37ユーロ」に変わります。
「22.99ユーロ」はEU内用の価格のようです。
日本へ出荷される場合は、税が引かれて価格が安くなります。
ただし、送料が高いので、トータルではかなりの額になりますが・・・。
 
また、ドイツ・Amazonの欠点は、梱包が雑で適当なことです。
一切のクッションをいれずに、CD、DVDを重ねただけ(大きさの違う物でも)で、厚めの封筒に入れて送ってくるので、いつも半分以上のCD、DVDのケースにひびが入っていたり、割れたりしています。
今回も全部で5アイテム注文したのですが、見事に3枚のケースが割れていました。
 





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最終更新日  2006年12月27日 03時31分38秒
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