昨日ご紹介したミニバラを含めて切り花にして集めたものです。まだコップに入れているだけですので、まとまりがありませんね。でも花の大きさや色どりは判りやすいかなと思います。
真夏のミニバラ切花
子細に見ていただくと、手前に写っているコップが曇っていることに気づいていただけると思います。これは水に氷を入れているからです。
ミニバラを切って生け花にするとき、お花を習っている方なら必ず水中で切り戻しをきますよね。ミニバラの場合、茎が細いのでカッターナイフでも切れますので、私は切り口をカッターナイフでくさび状に切りもどします。ちょうど挿し木をするときのようです。
ハサミで切っただけですと、切り口は組織が潰れて黒ずんでいます。これで水揚げは格段に良くなるのですが、さらにコップや花瓶もに氷を入れて冷やします。こうすると後の花のもちが格段に良くなります。
切り口にはどんなに注意しても雑菌が付いて、それが増殖して切り口をふさぎ水揚げが悪くなってしまいます。その繁殖を少しでも遅くするため、水温を下げてやります。こうするとだいたい花が散るまで生き生きとした姿を楽しむことができます。あっ、こんなことは常識だったのでしょうか?
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