今日もさわやかな良い天気でしたので、じっくりと青虫探しをしました。
あれだけ消毒したのにしっかりと活動していました。それもバラだけではなかったのです。
バラの花を食害する芋虫
ゼラニウムの花を食害する芋虫
バラの葉を食害する芋虫
3枚の写真を比べると色を見ると違うよう中のように見えますが、花を齧るという点では同じで体側が白く斑紋も似ています。おそらく同じ蛾の幼虫でしょう。
同じ種類だとすると、萌芽月さんが教えてくださったオオタバコガの可能性が大です。調べるとほかの蛾の幼虫は葉を齧るのに、オオタバコガの幼虫はいろいろな花のつぼみやおしべを好んで齧っているようです。
特に虫はつかないと思っていたゼラニュウムの花を齧っているのには驚きました。オオタバコガの成虫の写真を調べると、蛾のように止まっている姿と、蝶のように花の蜜を吸っている両方の姿が紹介されています。蜜を吸っている姿はまるでセセリチョウのようです。ただ触覚の形は尖っていて明らかに蛾です。
とりあえず飼育箱に1匹だけ芋虫をバラの花と一緒に入れておきました。これで成虫になれば成虫の姿が確認できますが、それほど熱心に飼育するつもりはありませんので、どこまで行育つかは解りません。
農薬で死んだ芋虫
散布した農薬はまったく効かなかったのかなと思いましたら、小さな時ならしっかり効果はあったようで、いくつかも死んでいる姿を見つけることができました。
無残な蕾
今日も蕾がこういう状況になっているのを見つけました。せっかくの蕾がこうなっては悲惨ですよね。虫も生き残るのに必死でしょうが、こちらもそうそう甘い顔はしていられません。
やはり適切な時期には、最少の農薬散布は欠かせないなと思いました。
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