今日こそは花見にと思っていたのですが、午前中は細かい雨。ボタンを見に行くつもりでしたが中止しました。昼になってやっと晴れ間が見え始めましたが、今からでは遠出する気になりません。
午前中雨間をぬって、バラの様子を見ていました。普通の鉢バラの生育はいたって順調。すべての葉が健全で元気一杯です。蕾もたくさん着いています。
普通の鉢バラはいたって元気
もっとも、鉢バラで選んだ品種は、皆さんのブログを拝見して、丈夫そうな品種を選んだ結果でもあるのですが。左手前の蕾がたくさん着いているバラは台木用のノイバラです。
元気に育っている鉢バラですが、仔細に見ると葉に穴があいているところがあります。
葉に穴が
病気には強くても、虫の害は農薬を散布しなければ防げないのですね。これから虫の活動時期。やや出遅れましたがこれからはしっかり防除したいと思います。
さらにショック。大きく膨らんだ蕾ばかりに目が行って異常に気が付きませんでした。なんと蕾が折れています。しかもある品種のすべての蕾が・・・。
蕾が折れている
品種はラブです。確か昨日はこんな事が無かったはずですが、折れていたのです。かろうじて皮一枚繋がってはいましたが。1つだけと思っていたのですが、気が付くとすべての蕾が同じような位置で折れていました。こうなると何か不注意でぶつけたとは考えられません。
しかし虫にかじられた跡もありません。原因不明。他の品種の蕾は全く折れていませんので、理由が判りません。バラゾウムシの被害はこういうものなのでしょうか?
例年、この時期に生育状況を撮影していた事を思い出し、撮っては見たのですが、なにか様子が違います。
ミニバラは蕾が少ない
蕾の数が少ない気がするのです。少ないどころか、蕾が付いていない鉢が相当ある事に気付きました。
そこで蕾の付いていないミニバラ品種を調べてみました。最近購入した品種は除いて、本来なら今春、咲いて当然の鉢です。
メルロー、タマラ、カバナ、新ケンブリッジ、ホーカスポーカス、セビリア、シルビア、ノバ、マグノリア、アマルフィー、エビータ、ストックホルム、カメレオン、カタルーニヤ、エレン、デュエット、ハニームーン、リディア、マラガ、コーネリア、バービー、
ガンシュに罹患していて分離している所では、サンタバーバラ、ベルモンテ、ジョリー、カラメラ、パニル、ナポリ
こんなに春に蕾が着かなかったことはこれまでありません。これがブラインドと言うのでしょうか。言葉は知っていましたが、ミニバラでは起こらないのだと思っていました。それがこんなに大量に発生。驚きです。
今春ご紹介できるミニバラはかなり減りそうです。これから勢いを取り戻して2番花のころには咲いてくれる事に期待するのみです。幸いミニバラは気温さえあれば何時でも咲く性質を持っていますから、咲いてくれると思っています。