朝のうちは曇っていましたが昼からは晴れわたりました。散見される黒点病に罹患した葉を徹底的に摘み取っています。病気の葉が一つも見られなくなると気持ちがいいものです。この状態を8月いっぱいまで継続できるよう、早く薬を撒いてみたいです。薬害の出ない農薬を探すのが難しかったので・・・。
今日のミニバラは3種
最初はローザンヌです。小さな鉢で比較的バランス良く咲きました。
遠目にはいいけれど
ローザンヌ
ところが近づいてアップで撮ろうとすると、花弁の傷みが目立ちます。これもスリップスの仕業ですね。これだけ花弁が傷んでいるということは、中でスリップスが繁殖しているということです。幼虫が成長して他の花に飛んでいく前に、すぐに花を切って洗剤入りバケツに沈めました。花径は6.5cmとまずまずに咲いてくれたのですがね。(写真の花は一番痛んでいない花を傷んでいるところが写らないように撮ったもので実際はかなり傷みがあります)
次はヴィナです。先日ご紹介したときより花弁数が多く咲きましたので、取り上げておきます。
ヴィナ
ヴィナ
花径は7.5cm。一応香りもありますね。でもなんとなく物足りないです。葉が大きいからでしょうか。単に絞り咲きという感じでよくわからないのですが物足りない。そんな感じです。
次はオーバーナイトセンセーション。古い品種で宇宙に飛んでいって香りの実験に使われた品種ですね。
オーバーナイトセンセーション
オーバーナイトセンセーション
狭い栽培環境の中で、宇宙で成長し、かつ香りの強いバラとして選ばれたそうです。その宇宙での香りはどうだったのか。先日ご紹介したバラの香り研究所の蓬田先生のお話によると、宇宙で放散された香り成分量は地上での3分の1だったそうです。研究したナサはあまり結果を公表していないのでわからないそうですが、宇宙では水も丸く固まりになって空中に浮かぶように、香り成分も拡散しないで花の周囲にまとまっていたらしいです。
その香り成分を香り吸着法で捉えて分析していてそのデータを先生のパソコン画面で拝見しましたが、実際の香りがどうであったか、その発表はないそうです。嗅いでいないのかもしれませんね。確かに宇宙では風がありませんから、香りも拡散しないでしょうし。室温を高くすればもっと出たのかな・・・。
我が家では昨年暮れに工事した屋上防水の部分補修が始まり、簡単に水遣りが出来ません。早く固まってくれないと水遣りも消毒も気軽に出来ません。まあ良い天気でないと防水工事は出来ないのですがそれにしても手がかかるものです。