今日は朝から雨で、ミニバラの写真が撮れません。それで最近揃えてきた粘土細工の用具をご紹介します。
紙粘土細工道具揃えました
これまでのクレイフラワー作りは、ハーティクレイを近所の手芸屋さんから購入して、ついでにそこで売っているワイヤーなどの材料を揃えて作っていました。作り方は、粘土花細工の本を5冊くらい購入して、それで分かる範囲で工夫をして作っていたのです。
自己流の方法では、指の脂分が失われて痛くなり、最近では指を使いすぎて、親指と人差し指の筋が痛くなってしまいました。これで無理に続けていると腱鞘炎になるでしょう。
作品作りそのものは面白くなってきていますので、もう少し手や指に負担がかからないで作れないかと、粘土細工に使われている材料を揃えて見る事にしました。こうした材料は近所の手芸屋さんには置いてないので、結局ネットを調べて購入しました。
まず購入して役だったのは写真右のDVDです。それでかなり正確に作り方が判りました。このDVDで紹介されている作り方と本に記載されている方法とは同じ花でも全く異なります。どちらでも自分に合った方法で作ればいいなと感じました。
伸ばし棒という先端が丸い棒は、DVDを見て初めて使い方が判りました。そして便利でした。こんな各種が必要かと思ったのですが、それぞれ使い道はありそうです。今のところ私がバラ作りで一番使うのはプラスチック製の一番大きな伸ばし棒です。
それと写真左中ほどに写っている2種類のベビーオイル(片方は植物性、片方は鉱物性)。これはどちらでも良いのですが、葉脈の型を粘土に写す時、これを塗ると良い事が判りました。本にはハンドクリームと書いてありますが、均等に塗れないのです。ベビーオイルを密封できるケースに脱脂綿に浸みこませて保存しそれで塗りつけるのです。これだけでも私にとっては素晴らしい進歩でした。教室に通えばこんなことはすぐに教わることなのかもしれませんが・・。
上に写っている透明な板はアートプレッサーという紙粘土を押しつぶすものです。これまで指でつぶしていましたが、これを使うだけで指にかかる負担が少なくなりました。つぶすだけならDVDケースでも代用できますが、取っ手が付いているのでクレイフラワーを作り続けるならあった方が便利かも知れません。
多くの人は粘土を伸ばす台に〇〇シートと言うクリアホルダーに似たものを使用されていますが、私はクレラップを使用しています。そのほうが指で花弁を薄く伸ばすことが出来、しかも剥がしやすいからです。サランラップも試してみましたが私にはクレラップのほうが粘土をはがしやすいので使いやすかったです。一輪作ったら使い捨てることもできます。
左上のガラス瓶は、作っている最中の花を置いておくのに便利な深さと大きさです。ある程度重くないと倒れてしまいます。ある程度花弁数をつけてくると、花弁がたれてしまいますので、私は吊るす用具を使っています。
用具はいろいろ工夫して使うと、便利なようです。これからもいろいろ用具を見つけて試してみたいと思っています。
それからProArgi9Plusさんから勧められた「ブーケ基礎レッスン」と言う本も、これからのアートフラワーを作るにあたってとても参考になりました。
その本によると、ブーケは生の花にワイヤーを通して形作る事が判り、それならクレイフラワーの素材そのものです。あとは組み合わせ方だけのようで、花の数を揃えればそう難しくはなさそうという印象でした。最近のブーケ作りはブーケホルダーと言うものを使って作るらしい事が判ってきたのですが、この本での作り方の方がクレイフラワーには向いているようです。ありがとうございました。そのうち何時か挑戦してみたいと思います。
そして 今クレイ細工で作りたいバラ、ゆうぜんです。
ゆうぜん
なかなか開かなかったバラがやっと開きました。中の花弁の感じがすばらしいです。ぜひこれをクレイで作ってみたい。市販の造花にこうした花はまだ無いと思うのです。