先日余ったリンゴの甘煮を利用して、一人で初めてのアップルパイつくりに挑戦してみました。
パイ生地は冷凍食品売り場に売っていると言うので、どこに置いてあるのか探すところからスタートです。やっと見つけて喜んで帰ってきましたが、ブログで紹介されていたビスケットを買い忘れて改めて買いに行く段取りの悪さです。まあ、解凍する時間だと思えば良いですね。
買ってきた冷凍パイ生地一つで足りるのかと思っていましたが、どうやら足りなかったようです。パイ皿に2枚敷き詰め、その上に砕いたビスケットを敷き、そこにりんごの甘煮をたっぷり乗せました。
残った2枚のパイ生地を細長く切りクロスさせます。これだけで全部使い切り、縁周りに載せることができませんでした。このまま焼いたら汁があふれてしまうのかもしれませんが、今は買い足すわけにも行かず、そのままオーブンです。
一体何℃で、何分焼けばいいのでしょう。ネットで調べても温度も時間も様々でした。とりあえず190℃に余熱し、20分にセット。焦げたら困ると15分のときに様子を見ました。こげ色が出ていません。20分過ぎても変わりません。200度に上げて5分追加、それでもこげ色が出ません
。210℃に上げて5分追加。やっと良い香りがしてきました。そうして出来上がったのがこれです。
最初のアップルパイ
塗り黄身を塗れば色が良くできるのは、パン焼きで知っていましたが、パイ一つで塗り黄身を作るのはもったいないので、今回は塗りませんでした。
すぐに取り出そうとしましたが、とても熱いのですね。パン焼き用手袋をしてなんとか取り出し冷ましました。
問題は切り口とお味です。十分冷めて、デザートに食べました。丁度たずねてきたアップルパイ好きの長男に食べさせたところ、正直な感想を言っていいかというので、聞いたところ、リンゴの部分だけ食べたほうが美味しいという評価でした。
厚みをだす工夫が必要
切り口を見ても判りますが、そこの部分がべちゃべちゃで、パイという感じがしません。甘煮リンゴの汁気が多すぎて底のパイ生地が濡れてしまったのです。全体の厚みも足りません。さてどうするか。
家内に聞いたら底にカステラかスポンジケーキを敷くといいとの話でした。今度挑戦するときは、また工夫してみたいと思いました。まあ最初からうまくいくはずは無いので、何度かやってみないとわからないです。でもまた失敗したら、これを食べきるのも大変です。