暑さが増してきている中、バラは蕾をせっせとあげています。弱った株についてきた蕾は様子を見ながら切り取っているのですが、元気はあるのですが茎が細い蕾、これをどうするかいつも悩みます。
バラの蕾
咲かせると決めた蕾には、蕾が割れる前にスリップス避けのビニールの袋掛けをします。
咲かせるなら袋掛け
しかし、茎が細いと袋をかけるのもためらわれますし、花を咲かせるとそれだけ体力を消耗するのではないかと思うのです。これから暑さに向かって少しでも株に力を付けておくには蕾は摘み取りたいし、でもしっかり咲いてくるなら咲かせても見たいです。蕾を切り取るのも気をつけないとまたすぐに蕾を作るので、しっかり切り花する感覚で葉も数枚つけて切り取っています。
咲かせる場合でも、スリップスが付かないようにすぐに切り花にしていたのですが、昨日はアファームとカルホスの混合液を花の中心に垂らしてみました。その時は農薬の臭いがかなり強かったのですが、今朝はなくなった花の香りがします。しかし花弁が傷んでいました。これが農薬のせいなのか、夜中吹きまくっていた強風の所為なのか、しばらく同じような行為を繰り返して試してみるしかありません。
軽傷で咲いたバラ
傷んで咲いたバラ
それで肝心のスリップスですが、息を吹きかけても出てきませんでした。これなら効果が持続していると言うことでしょう。今日も新しい蕾に薬をかけようと袋を取っていたら、ほんの2分くらいでスリップスが1匹姿を見せていました。これで何もしなければすぐに花の奥にもぐりこんで卵を産んで繁殖するのでしょう。
この方法が成功すれば、屋外の棚でも花の咲いた様子を楽しめることになるのですが・・・。でも花弁が傷んでしまっては元も子もないですね。