今日は晴れで良い写真が撮れそう。と思いきや、スリップスの影響が思いのほか大きかったです。昨日は雨なので開き始めた蕾からビニール袋を外しておいても大丈夫だろうと思っていたのですがとんでもありませんでした。これくらいの雨では防げないのですね。
まずは被害の少なかったミニバラから。
最初はサニービーチフォーエバー。花径7.5cm。無香、それともあるのかな。
サニービーチ2020.6.2
次はピーチコルダナ。今回はたくさん咲きました。花径は6~7cmに咲いています。香りはやはり無いかあってもごく弱いです。
ピーチコルダナ2020.6.2
先日開き始めたファッションパティオがさらに開きました。花径は10cmになっています。無香ですが、スリップスの影響を受けずに咲いてくれる貴重なミニバラです。
ファッションパティオ2020.6.2
次はビバーチェ。メイアン社のミニバラで5月20日に撮っていたのですが、掲載を忘れていたようです。
ビバーチェ2020.5.20
スノーダイヤモンドは普通のバラです。白いバラはスリップスの被害を受けやすいので今の時期にきれいに咲くのが珍しいです。花径7.5cm。たくさん蕾を付けてしまったので花径が小さかったようです。
スノーダイヤモンド2020.6.2
今回一番期待していたのが旧アラスカの開花でした。2日ほど前に期待して撮った写真です。
旧アラスカ2020.5.31
お気に入りの花でしたので開花したら撮るぞと意気込んでいたのですが、今日はスリップスで無残でした。直ぐに切ってしまいました。
他の白い花も同じ様に影響を受けていました。その写真です。
スリップスの被害2020.6.2
この花にはスリップスの姿は見えませんが、息を吹きかけるとなかからうじゃうじゃ出てくるのです。
普通のバラならスリップスが集ってもこれほど影響は出ないのですが、ミニバラはその点では弱いです。
切り取った花をそのまま捨てると、スリップスは減らすことが出来ません。そこからまた新しい花に飛んで行ってしまいます。
それで私は切り取った花は花首まで短くして、液体洗剤を溶かした水中にどっぷりとつけて放置し殺虫します。
クチナシが咲き始めたので、もしかしてと息を掛けたらそこからも出てきました。少し濃い農薬を調合してスポイトでその中心部に垂らしたら、スリップスは退治できたようですが、数時間後様子を見に行ったら、花弁が薄茶色になっていました。薬害が出てしまったのです。花に影響なく退治するのはなかなか難しいです。