昨年の今頃何をやっていたのかなと、自分のブログを見たらミニバラリストシリーズを続けていました。全部終わったのかなとその経過を追ってみたら、まだ途中でした。せっかく始めたことですから、手元にある私が栽培したミニバラリストの全部の掲載を終えるまで続けてみたいと思います。あと70回分ほどありました。
138番目はファッションパティオです。この品種は2008年1月に購入し、いまだに栽培を続けている品種の一つです。
ファッション2107.6.16
ファッション2018.5.4
ファッションとレッドモンテ
香りもなく特に特徴もない赤いバラですが、それを栽培し続けているのは、なぜでしょうか。これまでずいぶん赤いミニバラを栽培していますが、この品種が一番丈夫で何回も咲く、それと大輪で長もちするということが一番の理由の気がします。
3枚目の写真は香りのよいレッドモンテと比べた写真ですが、一見すればレッドモンテの方が香りも良く花型も豪華でこちらを残すのが普通でしょうが、レッドモンテが残らなかったのは病気に弱いとか赤の色がややくすんでいるということかもしれません。
ミニバラを栽培し続けていると、耐病性などに大きな違いがある気がします。黒点病やうどん粉病はバラ栽培の大敵で、定期的消毒を欠かせないのですが、だんだんそれが億劫になり、そうしたことをしなくてもある程度咲いてくれるバラの方がうれしくなります。
ミニバラは普通のバラに比べて特に黒点病にり患しやすい気がします。おそらく葉が小さくて密になり風が通りにくくなるからでしょう。そんななかできれいに何回も咲いてくれ、それでいてバラらしい花容と香りを持っている品種を優先して残しています。
新し品種を入れるつもりもありませんし、もし癌腫病にり患したらこれまでは枝を接ぎ木して品種の保存を図っていたのですが、今はそういう意欲もなくなりました。自然淘汰の結果だと割り切ることにしました。これからどういう品種が我が家で残ってくれるのか、しばらく様子を見ていきます。
今、棚で育っているミニバラたちも、蕾が大きく育っているとの、小さくしか出ない鉢が混在しています。その原因がなぜかわかりませんが、育てていけばわかるのかなと思っています。植え替えた鉢と植え替えなかった鉢。そんなこともあるのかな?