朝から快晴で暑いですが風がないので、マクロレンズでの近接撮影に好条件と近所の花を撮りに行きました。
今回の撮影で一番の収穫は次の写真です。アメリカノウゼンカズラの花の中を覗いたら、雄しべが面白い恰好をして固まっていました。アメリカノウゼンカズラは遠くから見ることはあってもこうして花の中を覗くことはありませんでした。そうしたらこんな雄しべの様子。他の花では見かけたことがありません。この花だけ特殊な咲き方をしているのかなと、ほかの場所で咲いている花も確かめてみましたが、皆こういう雄しべでした。面白いですね。
アメリカノウゼンカズラのおしべ
次によく撮れたと思ったのは次の百日紅の花です。今までも一輪だけ撮ったことはありますが、こうして雄しべや雌しべの様子が分かるように撮れたのは初めての気がします。
百日紅の花
ついでに撮ったのは次のキキョウの花です。プランターに咲いていましたので、しゃがんで撮ったのですが、花の奥行きが深くどこにピントを合わせれば、印象的になるのかわかりませんでしたのでいろいろ変えてみました。今回は、雌しべの先端の水色の部分に合わせたのを選びました。こうしたところをじっくり見ることはありません。
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キキョウのめしべ
今回、出かけて撮りたかった花は、ヤブカラシの花でした。普通は雑草なのでどんどん取り払われて花が咲くまで至らないのですが、近所の農家のフェンスに絡まって咲いていましたので、これ幸いと撮ったのですが、思うように撮れませんでした。撮っているうちに蜂が飛んできて蜜を吸い始めましたのでその様子を撮りました。この時分には風は少し出てきて、花が揺れてしまうので、少しぶれているようです。
ヤブカラシの蜜を吸う蜂
ヤブカラシの近くにヘクソカズラが咲いていました。以前はあちこちで見かけたのですが、最近は見かけません。これも近寄ったらどんな感じに映るか試してみました。花は意外と毛深かったです。
ヘクソカズラの花
午後には曇ってきて風も出てきました。また機会を見ていろいろな花の接写を試みてみたいと思っています。