麻生新内閣が誕生しましたねぇ。
34歳の小渕優子さんが、「最年少大臣」として入閣し、
新内閣の「目玉の一つ」とか、「看板娘」とか言われていますが、
若い小渕さんを大臣にすることで、
国民が喜んだり、拍手喝采したり、しますかねぇ。
「麻生内閣って、なんて、新鮮で期待できる内閣なんだろう」って思いますかね。
国民は、もっと、実質を期待していると思うけれど。
優子さん、確かに初当選した時からみれば、しっかりしたいい顔つきになってますから、
頑張って議員さんをやっているのでありましょうが、
でも・・首相だった父親が急死して、急遽、周囲から担ぎ上げられた方ですよね。
親が大物議員だったりすると、国会の中では、
特別扱いされたり、するんですねぇ。
そうやってみると、今回の閣僚の顔ぶれ・・2世議員さんが多いことに気づきます。
そう思うのは私だけではないようで、記事にもありました。
それによると、2世議員大臣は今回、11人いらっしゃるのだそうです。
18人中11人
祖父か父が首相経験者なのは4人。
麻生太郎 祖父が吉田茂元首相
鳩山邦夫総務大臣 祖父が鳩山一郎元首相
中曽根弘文外務大臣 父が中曽根康弘元首相
小渕優子少子化担当大臣 父が小渕恵三元首相
中川昭一財務大臣 父は中川一郎衆院議員
浜田靖一防衛大臣 父はあのハマコー氏
石破茂農水大臣 父は石破二朗参院議員
野田聖子消費者担当大臣 父は、野田卯一衆院議員
塩谷立文部科学大臣 父は塩谷一夫衆議院議員
甘利明行政改革担当大臣 父は甘利正衆議院議員
森英介法務大臣は、父も祖父も衆院議員。
で、さらに強いて言えば、
森英介法務大臣は、伯母さんが三木武夫・夫人の睦子さん
中山成彬国交大臣は、奥様が中山恭子さん。
舛添要一氏の元・妻が、片山さつき衆院議員・・というのは、ま、どうでもいいとして。
因みに小泉内閣の時は5人、安倍内閣は4人、福田改造内閣は9人で
11人の今回は確かに多いけれど、要するに、国会には2世議員がウヨウヨいて、
どうやら、厚遇されている・・ということなんでしょう。
もうひとつ、議員の子弟は議員になりやすい・・ということでもあるのでしょうし。
でも・・こういうの、国として健全ではないですよね。
『お父さんに世話になったから』というのがあるのでしょうかねぇ。
「毛並みがいいということが、価値」なんでありましょうか。
でも、どこの世界でも、2代目3代目というのは、ボンボンで、
家や会社や店を潰すことが多いんですよね。
こんなに2世大臣が多くなって・・くれぐれも国、潰さないでよね!
と思いますよね。