神谷ちづ子・ついつい・一言

年賀状を毎年、書いています。

昔は手彫りの版画、その後、業者に印刷注文、今はパソコンで作成・・

と時代と共に作成方法は変わってきましたが、

どんな国にいても、書き続けてきたのです。

送った賀状は、大学時代からファイルしていますが、

今や、一大・女の歴史、一大家族史ですね。

今年も例年通り、文章を考え、図柄を探し、構図を決め、

表と宛名を印刷し、「Air Mail」のスタンプを押し・・とここ数日

賀状作りに専念し、ようやくほぼ完成、あとは切手を買って貼るだけ・・

と言うところまで、こぎつけたのです。

で、「ところで、日本へ送るには、いくら掛かるのだろう」

と気になったわけです。そういえば、海外向け葉書の送料はいくらだ？

とりあえず手元にあった「地球の歩き方」を見てみました。

と、海外向け葉書は11000グアラニーと書いてある

まさか、違うだろう、と思いました。

11000Gsと言えば、ほぼ220円。

物価の安い、所得の低いこの国で、そんな高額なわけがない。

校正の間違いか、とにかく、なにかの間違えだろう、と思いました。

で、改めて調べてみたら、やっぱり、間違いだった。

海外向け葉書の料金は、なんと15000Gs（約300円）だと。

あ・り・得・ん・だ・ろ

400枚ほどの賀状を送ったら、12万円にもなる

もう、今年は出すの、止めようかと思いましたよ。

でも、この、何日もかけてようやく出来た年賀状。

このままお蔵入りは、あまりに悔しいし、

今年は、引っ越しのご挨拶も兼ねているし・・。

しかし、切手に12万円もの額は、絶対、払いたくない

たまたま、年末年始を日本で過ごす、という人がいましてね、

お願いして、持って行ってもらい、

日本向けのものは、日本で送ってもらうことにしました。やれやれ。

海外向けは・・今年はメールのご挨拶で、

勘弁いただいちゃおうかなぁ・・と思っているところ。

しっかし、なんなんでしょうかね。

今まで、様々な国から葉書を出してきましたが、

こんなに郵便料が高い国はなかったぞ。

パラグアイの国民はどう思っているのでしょうか。

聞いてみたいところですよ。