神谷ちづ子・ついつい・一言

睡眠時間が少ないと肥満になりやすい・・らしいんですよね。

気になって、ちょっと調べてみました。

コロンビア大学の研究では，平均睡眠時間が４時間以下の人は，

望ましいとされている平均睡眠時間７時間の人に比べて

73％も肥満になる確率が高く，睡眠時間が５時間の人は50％，

６時間の人は23%、確率が高くなるそうです。

スタンフォード大学での、睡眠時間と肥満度の関係調査では、

睡眠時間が6～7時間の人が最も肥満度が低く、

それより短くても長くても肥満度が高まることがわかったそうです。

何故、睡眠時間が少ないと肥満になりやすいか

その原因はいくつか言われていて、

１つは、起きていることによる消費カロリー以上に、

つい食べてしまうことが多いからではないか・・というの。

ま、そりゃあ、起きている間に食べていたら、太るわなぁ。

もう１つは、ホルモンの影響だそうで、睡眠が少ないと、

空腹を感じるホルモン・グレリンが増え、他方、

食欲を抑えるホルモン・レプチンが減少するのだそうです。

例えば、健康な若い男性に２日間、睡眠時間を４時間に限る

という調査をしたところ，４時間以上寝ていた時に比べて，

24％も過剰に食事をしてしまい，しかも，キャンディーやクッキーなどの

甘いお菓子やチップス系やナッツ系、さらにパスタやパンなどを

好んで食べてしまったそうです。

さらに，睡眠不足によって、コルチゾールというストレスホルモンが分泌され、

このストレスホルモンがインシュリンの分泌を促すため、

体内に脂肪が蓄えられやすくなる・・というのも要因だとか。

要するに、どう転んでも、睡眠不足は太る原因を作ってしまうらしい。

困った・・ですよ。

私は昔から睡眠時間は少ない方で、６時間あれば十分でしたが、

年と共に眠りも浅くなり、今や、３時間くらいでも平気ですし、

５時間眠れば、十分寝たな、って感じなんですが、

ジワジワ、ニクが付きだしているのは、そのせいもあったのか

もっとも、居眠りは随時やっているので、案外、

睡眠とり過ぎの方になってしまうかも・・ですが、

こりゃあ、ちょっと生活スタイルを見直さねば・・というところです。

なお、睡眠時間の長さは、寿命にも影響するそうです。

睡眠と死亡リスクに関して研究しているカリフォルニア大学の調査によると、

通常の睡眠時間が6.5～7.4時間の人の死亡率が最も低く、

それより短くても長くても死亡率が高いという結果がでているそうです。

少なくてもいけないけれど、寝過ぎてもいけない・・。

人間とは、なんとも、面倒ものでありますなぁ～。