とうとうオリンピックのエンブレムを見直しすることになって、
今朝は日本中が、大騒ぎ状態です。
競技場のデザイン見直しに続き、エンブレムまで見直しで、
なんともグダグダ、みっともない限りでありますよね~。
すでに印刷されたエンブレムが出回っていますから、
やり直しとなると、またまた無駄なお金が消えていくわけで、
財政難の日本なのに、なにやってるんだろ・・って印象。
一連のグダグダ騒動を見てみるに、共通のモヤモヤした空気が見えてきます。
純粋に目的に適ったデザインや設計を選ぶ、というよりも、
なんとなくですが、背景にザハさんなり佐野さんなりを、
どうしても推したい大きな力があって、多少のことは見ないふりして、
強引に進めて行ったらしい・・という。
森氏や安藤忠雄氏という表に出る人というよりも、
さらにその後ろにある、大きな力・・って感じですかね。
利権が絡む、大きな力。
佐野氏デザインのエンブレムに決定するにあたって、
佐野氏の応募時の原案は、商標登録上問題があって、
それを修正して今のデザインになったそうじゃないですか。
コンクールである以上、それって、どうなのですし、
審査委員も、どうやら、佐野氏関係の人達ばかりだったらしいし。
これって、STAP細胞の小保方さん騒動ととても似ていて、
あの時も、論文やデータの細かい検証なしに、
なにがなんでもまずは小保方さんを推したい動きがあったような気がします。
ただ、それら大きな力というのは、どうも感度が悪くって、
世の中の空気を読めていない。
高をくくっているんでしょうね、庶民の力、というの。
「なあんか、引っかかる」という一般人の感性は、
いまやそれら大きな力を負かせちゃうんですね。
今後ますますネットの力は、
これまで、こそっと通せたことを、
検証し暴露し、覆す、
ある意味、恐ろしくも厳しい時代になっていくのでしょう。
いいんだか悪いんだか・・いや、いいことなんでしょうね、たぶん。