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2012年09月06日
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<中学生転落死>札幌で中1自殺か…いじめ示唆する書き置き
毎日新聞 9月5日(水)21時28分配信


またもや、中学生の自殺のニュースである。
いじめが原因なのかどうかの詳細はわからないが、
この少年が死にたくなるような苦しい気持ちを抱えながら毎日を生き、
もうこれ以上耐えられない、この世界から消えたいと思った結果であることは確かであろう。
周りの大人は、そんな彼の気持ちに誰も気づかなかったのだ。

生徒が通う中学の校長は5日夜、同市内での記者会見で、「いじめの事実については聞いていない。最近も特に変わった様子はなかった。部活動、委員会活動も積極的にかかわっていた」と話した。男子生徒は入学以来、欠席はなかったといい、前日の4日も通常通り出席していた。

部活動も委員会も積極的に頑張り、
辛くても苦しくても弱音も吐かず、学校に行っていたのだ。
そのような生徒はきっと、先生たちにとっても親にとっても何も心配はなくて、
さらに「君はやればもっとできる」なんて更なる努力を期待したりして…。

思春期に入った中学生は、自分や他人の関係や、自分自身のことや、
周囲の大人の社会に強い関心を持ち始める年頃だ。
今まで当たり前と思ってきたことにも「本当にそうなのか?」と思い始め、
疑問を持ち始めるとすべてのことにクエスチョンマークが点灯し始める。
それは、子どもが大人に成長する大切な階段であり、
その階段の高さをどう感じるかは人によって違うだろう。
小学校高学年から高校生ころにかけて、どんな子もそのような段階を迎えるのに、
その階段が子供にとっては越えられないような壁にも感じるのだということを、
大人は忘れがちではないのだろうか。

子どもが不安や悩みを抱えるのは当たり前であって、
小さな胸を痛めているのは(たとえそうは見えなくても)自然なことだから、
学校の先生は一人一人にその子に合った声かけを毎日してほしいと願っている。

「ずいぶん頑張っているな。無理してないか? 困っていることはないか?」
「最近元気がないようだけど、何か悩みがあるんじゃないの? 何かあったら言ってよ」
「いつも元気な笑顔が嬉しいよ。でも、無理に明るくしようとしなくてもいいんだよ」

担任する学級の一人一人に声をかけても、きっと一週間くらいで一回りするんじゃないか?
先生が自分を見ていてくれると感じることが、
子どもの心の支えになるだろうし、学級内でのいじめの防止にもなると思う。
そのためには、せめてそのくらいのことができるゆとりを、
学校の先生たちに保障する体制を作ってほしい。

基本的に、子どもは自分の悩みや不安を親にも先生にも自分からは言わない。
誰にもわかるようなサインを出したとしたら、それはかなり深刻な心境になっているはずだ。
私は教育者ではないけれど、そのくらいのことは自分の体験からわかる。

私は中学時代、自分がクラスから疎外されていると感じていた。
それにはそのようになるきっかけもあったのだけれど、
実際は私は仲間はずれにもされていなかったはずだし、
もちろんいじめられてもいなかった。
しかし、学校はとても緊張する疲れる場所になり、
同級生の些細な言葉や視線にも過敏になっていた。
家に帰っても、そんな不安な気持ちを親に言えるはずもなく、
多分緊張の持続のせいで様々な心身症傾向が出ていたのだけれど、
「私はきっと病気に違いない」と思ってさえも、親に言うことはできなかった。
「私はきっと心臓が悪いのだ。ひょっとすると突然死ぬかもしれない」と思っても、
「それならそれでいいな」なんて思った気がする。
中学生の頃までは、自殺したいとまでは思っていなかったけれど
ぽっくり死ねたらそれはそれでいいと…。

そんな頃、私はおまじないのように大切にしていたことがある。
学校では精一杯頑張っているけれど、自分の気持ちや感情を自然には現さず、
必要最低限のことは話すけれど、自分の喜怒哀楽を表現することを禁じていた私の態度に、
担任の教師は気づいていたらしい。
そしてある時、学級の問題でもう一人の委員の子と呼ばれて、
「お前たちはどう考えているのだ?」と聞かれた。
もう一人の子は、何か言ったと思うし、悔しさか怒りなのか忘れたが、
私の隣に立ってポロポロ涙を流した。
先生は私にも聞いたけれど、私は一言も発することはできず、
ただ固まって先生の胸のあたりを見つめ、
涙を流せる同級生をうらやましく感じていた。
そんな私に先生は言った。
「おまえが何を感じているのか、先生は少しはわかる気がするぞ。
 お前は何も言わないけれど、目の表情などで少しはわかるような気がするんだ。」
私はその言葉を聞いて、胸にこみ上げるものはあった。
先生は私のことを見ていてくれたんだ。
私が何を考えているのか、気にしていたくれたんだ。
なぜかわからないが、先生にも固くバリケードを作っていた私の心の扉が、
うっかり開きそうになったけれど、私の心の鍵はまだかかったままだった。

それでも、その時から私は思うようになったのだ。
いよいよ辛くなったら、先生に話したら先生は味方になってくれるはずだ。

私は結局、中学時代は先生にもバリアーを張ったまま過ごし卒業した。
なぜそれほどかたくなになっていたのか、今の私は多少はわかる。
しかし、その時はわからなかった。
そしてまた、人間が成長するには、そんな時期もあっていいのだと思う。
だが、まだまだ柔らかい心は傷つきやすく、誰かがそれをそっと見守ったり支えたり、
時には手当をしなくてはならない。
いざという時の「お守り」だって必要なのだ。
私にとっては、担任の「先生はお前を見ているぞ」というメッセージだった。

学校の先生たちに心からお願いしたい。
子ども達をきちんと見て、その子に合った言葉がけを続けてください。
何かことが起きた時、「まったく気付かなかった」なんて言わないでください。
せめて、「気づいてやれなくて、ごめんよ」と、
その他の子供達に聞かせるためにも言ってほしい。
「言わなくちゃわからない」「アンケートには書いてなかった」なんて、
少なくても教師や親は簡単に言わないでほしい。
子どもは未熟ですから、感情を隠すのだって無理しているはず。
言葉だけではなく、態度や表情、目の動きなどで、きっと表現しているはず。
そんな言葉にならない心の声を、一所懸命チャンネルを合わせて探ってください。

学校は勉強を教えるだけの場所ではないはずです。







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最終更新日  2012年09月07日 14時11分50秒
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