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カテゴリ:食べるアンチエイジング
私は、20代の頃無農薬野菜にはまり、以降かなり没頭してきました。
一時期は、味噌まで家で発酵器を買って作ったり、食生活を全般的に見直して、調味料にもこだわり始めました。 その頃は無農薬野菜など、スーパーにあるわけもなく離れた専門の八百屋さんに買いに行ったり、宅配してもらっていました。 しかし、最近はファミレスまで有機野菜を使っていたり、スーパーにも有機コーナーがあります。 缶コーヒーにまでオーガニック!時代は変わったものです。 しかし「有機野菜」という言葉がブランド化し、形骸化しているような気もします。 有機JASマークがついていれば無農薬だと勘違いしている方も多いですが、JAS法では21種類の農薬の使用が許可されているのです。 もちろん、まったく無農薬の野菜も中にはあります。 でも、このマークだけでは安心出来ないというわけです。 本気で取り組んでいるすばらしい農家の方々、すべてに感謝しています。 なので、農業もやっていない私がこの件をとやかく言いたくはありません。 でも、少しだけお話させて下さい。 私が本当に愛する野菜は、実は有機野菜ではありません。 「自然栽培の野菜」です。 どう違うのか?と思われる方も多いでしょう。 農薬使った野菜であれ、有機野菜であれ、みな肥料を与えらている野菜ですよね。 有機野菜は、有機肥料を入れ、害虫駆除のために農薬を使わない、または出来る限り回数を減らしたお野菜です。 農薬の害は少ないので、そういう意味では有機野菜もすばらしいのです。 自然栽培の野菜は、肥料をまったく入れない無堆肥の野菜の事を言います。 もちろん、無農薬です。 自然は本来完全です。 土1グラムには30億ものバクテリアが住み、作物の栄養素になってくれます。 肥料を与えられていない野菜は、養分を探して下にグングン伸び、ものすごく根が深いのです。 強く、たくましい、野菜の王様です。 有機野菜を宅配して、何回も虫が出てきたからいやになった、、なんて言ってる人がいました。 肥料を与えられた野菜は、窒素が多いのです。虫は窒素めがけてやってきます。 長い間、有機肥料、化学肥料、農薬を入れられた土は肥毒が強く、土も冷やされて固くなると言います。 この写真を見てください。 右が肥料を入れた米で、左が無肥料米です。 全く同じ条件で、密封した4ヶ月後の写真。 右は腐敗し、左は発酵してお酒になっています。 画像:小冊子「子供がすくすく育つには?身体のしくみの話」より お米の場合はこうですが、野菜の場合は肥料を入れた物は腐り、無堆肥のは枯れる事が多いようです。 もちろん、有機野菜もおいしいですから私は大好きです。 農薬の害が怖いので、普通のお野菜よりは有機のを選びます。 でも本来、より健全で自然なのは自然栽培の野菜、米だと思います。 ちょっと美容ブログらしくない話が続きました。 でも、実はこれは関係大ありなんです。 現在、これは人間にも起きている事です。 現在の日本人は、栄養過多、サプリメント過多すぎるのです。 現代栄養学神話に支配され、一日30品目!とか言ってるうちに、アレルギーは増え、ガンなどの難病患者も増え、現代病も増えています。 私は、腐る女ではなく、美しく発酵する女になりたいのです。 そのためにどうするか? 明日に続きます。 アンチエイジングランキングに参加中! 応援よろしくお願いします。 blogランキングに1クリック下さいな 参考 ナチュラルハーモニーの河名氏の講演 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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