お食事会
玉葱11個をミキサーにかけ、なべ2つ、右手と左手でかき混ぜたことある?レシピに「きつね色」になるまで焦がさないように炒める。とありました。新玉葱はみずみずしい。まるで大根おろしのような色白さ、みずみずしさ。そして一番気になったのが「きつね色」「ねえ、めだかさん、きつね色って、何色?キタキツネかな~ごんぎつねかな~(あ、これまんがやし)、シルバーホックスならもういいかな~」とかきつねに憑かれたようにぶつぶついいながら、ぐるぐるかき混ぜていたのさ。そして向うでは、ガラムマサラを1から作る、つまりご~りご~りスパイスを粉々にするグループでは、いい香りを放ちながら、汗まみれになり、チリスティック(早い話唐辛子)にかかったとたん、ご~りご~りがず~るず~ると言う音に変わった。玉葱は大根おろしから、傷みかけのりんごに変わり、「なあ、さくらさん、きつね色って何色~?」と聞くと大笑いしながら、「黄色やろ」と言うので、傷みかけたりんご色から、たけや味噌色に変わりつつある玉葱を見て、「ここから黄色にはならんやろな~」と言いながら味見をしてくれました。「あ、ま~い。これくらい玉葱の甘さが出たらいいんちゃう?」とお許しが出たので後は余熱で・・・少し休みます。この時のchivesさんの手作りクリームヴリュレがおいしいのなんのって。乳製品を食べると乳がんになる「乳がんと牛乳」と言うのを書いた外人がいますが、この1冊で人生を変えるわけには行かない。「このばかもの!」としかってくれてもいいです。だってカスピヨの家森さんとも直接話したし、乳製品だけが悪者とは思えない。それよりもなお、この愛のこもっている手作りクリームヴリュレはさいこー。さて、あまくなったたまねぎに、チキンととまとぴゅーれとヨーグルトを投入。「うえ!げろ色=」めげてはならない。ここにご~りご~りと作ってくれたガラムマサラをいれる。「お===!カレー色になったど===!」なんてすばらしい。化学実験のように、色が変わりおいしそうになる。この感動がある限り、手作りはやめられない。横でスリランカカレーも出来上がる。ピーマンを種ごと千切りにして入れるのだ。ほんのり苦味があって、ココナツの甘みも加わり、グリーンカレーのようで、よだれが・・・ナンも作った。いつも小食なお子ちゃまもいっぱいナンを食し、なんだかうれしい。 つづく