阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)から
16年目の1.17を迎えようとしています。
勤務校での震災の学習の教材研究のため、
昨日までかけてDVD資料をチェックしていました。
冒頭40分の震災シーンを総製作費15億円をかけて再現した
映画『ありがとう』
(震災を乗り越えてプロゴルファーになった古市忠夫さんの実話)
神戸市教育委員会、読売テレビの映像資料を
数分後とのテーマごとに凝縮した
『[ビジュアル版]幸せ運ぼう』
どちらも、震災当時の様子がはっきりわかり、
貴重な映像資料です。
『[ビジュアル版]幸せ運ぼう』には、
33点の各数分間の映像が収録されています。
冬休みの時間を利用して、
そのすべての時間と内容をリスト化しました。
使用目的は、
1.17全校追悼集会で震災のことを知るための映像として使用します。
「1.あの日、あの時~地震の威力と被害~」(3分)
「7.学校の被害」(2分47秒)
のそれぞれ前半のみを短時間で視聴することを考えています。
でも、あまり地震の被害を強調するよりも、
亡くなった方々に思いをはせたいので、さらに「1」もカットするかもしれません。
映画『ありがとう』は、これで都合3回観ました。
まだ観ておられない方すべてに観ていただきたい作品です。
映画館で観て、DVDで観て、1年たってからまたDVDで観ています。
震災の事実を学び、そのうえで希望が持てる作品。
主人公、古市忠夫は実在の人物で、そのキャラクターが素晴らしい。
震災で感謝することを学び、自分の生き方に反映させた方です。
神戸市長田区で長くカメラ店を経営され、
地域の消防団活動もがんばっておられた方。
震災で焼け残ったゴルフバッグを手に、
還暦間近にしてプロゴルファーになる!
ラウンド前と後に必ず、ホールに向かって帽子をとり
深々とお辞儀をする彼の行動、
周囲に向けてのはっきりした、しかしあたたかい言動から、
勇気と希望をもらえます。
小学校高学年から中・高生に、 震災の学習に絡めて
ぜひ見せてあげたい映画です。
震災のシーンは、おそらく実際の映像を織り交ぜて、
なるべく事実を忠実に再現しようと作られたものだと思いますが、
冒頭40分間に及び、震災を肌で感じることができます。
総製作費15億円の巨費を投じて創り上げたそうですが、
よくここまでのものを創り上げたと、唸るほかありません。
『ありがとう』は販売店やレンタルショップで
簡単に手に入ると思います。
中古ですと1000円であるようです。
びっくりです。
【中古】DVD ありがとう
『[ビジュアル版]幸せ運ぼう』のほうは教育関係者のみの利用となっており、
入手経路も限られています。
僕は兵庫県教育委員会の、ある防災担当の方を通じて
貸していただきました。
感謝します!
今調べると、読売テレビや各関係機関を通じて入手を申請できるようです。
学校関係者の方はお願いされてみてはいかがでしょう。
▼防災教材「ビジュアル版 幸せ運ぼう」の提供について | 読売テレビ
学校の先生の冬休みは終わっていますが
僕は昨日・今日と有休をとって自宅で教材研究です。
趣味の音楽のこともしています。
だいぶ新学期に向けて充電ができてきました。
(^0^)いつも読んでくださって、感謝します!
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