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きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2012年01月21日
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カテゴリ:小学校

いろいろ書きたいことがあるのですが、
とりあえず、読書メモの続きを書きます。

図書館の本なので、返さないといけないので。(^^;) 


きみ、ひとを育む教師(ひと)ならば
  「小学校の先生」といわれる私たちの仕事とその意味』

(岡崎勝、
ジャパンマシニスト社、2011/2、1500円)

今日が第3回。

第1回はこちら

==============================
『きみ、ひとを育む教師(ひと)ならば』
読書メモ ロゴ
(p39~60より。第1章「新学期を迎えたら」の終わりまで。
 太字は、この本の内容。緑文字は僕の個人的な意見・感想です。)

(「生活指導」するということ)

・ボクは、「迷惑をかけること」を
 いけないことだとは思いません。

 人は、迷惑をかけないで生活することなど
 できませんからね。

「迷惑の回避」が
 「共同生活の回避」になってしまうのではないか?

・「迷惑をかけること」に不可欠なのは
 「迷惑をかけている自覚」と
 「おたがいさまという感覚」。

 ギブ・アンド・テイクの精神は、
 共同生活には絶対に重要な観点。
 

 ↓
 ・
(子どもたちや親たちの主張には、)
  どちらかというと「共同より分断」を志向している
  (主張がある。)

びっくりこのあたり、抜粋で掲載しているので
   うまく伝わらないかもしれませんが、
   「損得」や「人より自分」という考えが優先して
   他人との共同生活より「個別のニーズ」に走りすぎてしまう風潮に
   警鐘を鳴らされています。

   僕のように個別対応や個別の指導を仕事としている人間も
   こういうことは非常に大事に考えておかないといけない、
   と思います。

   人として社会で生活していく以上、
   「共同生活」ばベース。

   「個」はそのなかで考えないといけないことであって、
   「個」だけ取り出して考えるようではいけない。(>。<)

   特に小学校ではそうだと思います。
   学校のメリットの第一は「集団生活」「共同生活」を学ぶこと。
   であれば、いろんな子やいろんな大人と関わること、
   トラブルやケンカを経験することこそ、
   学校での一番のメリットなのではないか、とさえ思えます。

・「迷惑をかけているか、いないか」というのは、
 想像力の問題。

 生活指導は、この想像力をどう養うのか?という課題を
 いつも突きつけられています。

・問題や事件は「学習機会」

 ・自分の頭で考えない「安易な多数派」が多い。

 

(子どもたちと「つきあう」ということ)

・子どもの名前を呼ぶとき、
 下の「名前」で呼ぶことは避けたほうがよいと思っている。

 気持ちが通じていないのに一方的に「親しみ」をこめられると
 けっこう「キモイ」のだ。

しょんぼり僕は子どもの名前については下の名前で呼ぶことが多いです。
   低学年を担任していたことが多いこともありますが。
   子どもによって呼び方は変えていますが、
   「親しみ」をこめたい、という気持ちはありますね。
   でも、それが一方的にならないように、気をつけます。(^^;)

・しんどいからこそ ウソをつく

 ・(なかなか朝ご飯を食べてこない子の親に
   「食べさせてください」と言うのは正論だが、
   子どもは親を守るためにウソを言う。)

  ・教員が親を「否定」しても、
   それがたとえ「正しい否定」でも、
   すっきりと聞くことはできません。

   「こんなにしんどくてつらいなら、
    朝食を食べてきたとウソをいおう」

  ・「生活の基本」とはいえ、
   親や家庭の事情にふみこむ朝食調べなど、
   教員が指導する「正しいこと」は、
   彼らにとってけっこうつらいことなのです。

   そのことをボクたち教員は自覚しておく必要があります。

  ・子どもの親を否定しない。

  ・親に直接いえばいいこと、いうべきことを、
   子どもを介していうのは、反則。

   板ばさみになっている子どもは、けっこうつらい。

しょんぼり「中間管理職」はけっこうつらい、というのは知っていますが
   子どものときから、同じように「板ばさみにあうことがある」というのは
   思い至りませんでした。

   親御さんはどなたも、一生懸命に子どもさんに向き合っておられます。
   確かに「朝ご飯を食べてこない子」はいますので、
   「食べさせてください」ということは言いたくなる時がありますが、
   それは言わなくてもわかっておられることで・・・
   子どもへの指導もそうですが、背景を理解しようとし、
   「指導」ではなく寄り添おうとする気持ちがないと、
   前へ進まないのではないでしょうか。

   こういったこと、とても大事なことだと思います。
   ベテランの先生は経験からわかっておられるのですが、
   若い先生にはそこまで気づかれない人もいるかもしれません。
   だからこそ、こういった本を読んだり先輩の先生に聞いたりして、
   知っておいてほしいですね。

(p60の内容まで。続きはまた次回。)
==============================

次回は、第2章
「子ども&親の”問題”にぶつかったら」のところからを
読んでいきます。

”問題”をどうとらえるか、
というのは、非常に興味深いテーマです。

 

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最終更新日  2012年01月21日 22時21分08秒
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