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きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2012年04月08日
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カテゴリ:特別支援教育

昨日、久しぶりに神戸での自費研修に参加しました。

 教材・授業開発研究所セミナー in 兵庫

  於:コミスタ神戸

自主的に参加する研修会は、
やはり参加者の熱意が違います。

遠く東京や奈良から来られている方もいました。

芦屋の教師サークルでご指導いただいていた
俵原先生・金川先生の講座も久しぶりに受講し、
大変なつかしかったです。

「読書メモ」をブログに書いている途中でしたが、
割り込みで簡単に、学びをまとめておきたいと思います。

==============================
教材・授業開発研究所セミナー in 兵庫 講座メモ 1


<「特別支援教育」について>
               (中尾繁樹先生)

 

・「特別支援教育」という言葉は使いたくない。

 「特別な教育」ではないから。

 授業のユニバーサルデザイン化をめざそう!

「特別支援教育は、
  障害の有無にかかわらず、
  すべての子どもたちのために
  すべての教員がかかわる教育である」

 

 

・私が子どもの特性が全部わかるのは、
 見るポイントが多いから。

・「今の若い人は2本足で立てない」

 「もたれてはいけません」と言われると、
 立っていてもふらつく(ゆれる)

 

 

・WISCなどの知能検査で測れるのはごく一部。

 

 検査しなくても、よく見れたら 十分わかる。

 見れてないから、検査に頼らなあかん。

・「指示が通らない子」

 ・小1の言語量しかない子に、
  小6の言い方をしていないか?

・「分析」

 ・自分たちの子は何が弱いのか、わかってますか?

・「鉛筆の持ち方がグーにぎりの子」

 →親指の根元を回旋する動きを
  獲得していないケースがある
  (親指と人差し指をピンセットのように開閉するしかできず、
   OKサインのように親指の腹と他の指の腹をくっつける動きができない)

・机間巡視の鉄則は
 「チョウのように舞い、ハチのように刺す」

 ・すぐに立ってしまう多動な子がいる場合、
  立とうとした瞬間に肩を押さえると立てなくなる。

 

(質疑応答にて)

Q:社会性のない同僚教師といかにやっていけばいいか?

A:「大変な先生をこっちに向かせよう」と思うとよけい大変。

  外部の先生に言ってもらう。
  その方のプライドを傷つけずに助言できる人。

  同僚が言うと、反発される。

 

Q:鉛筆がグーにぎりで親指の動きが分化していない子への指導は? 

A: ・体育科の指導要領で示された「基本の運動」

   ・手のひらで身体を支持する動き

   ・スローモーション

   → 書字が変わってくる!

 

Q:病院で診断を受けるために半年以上待たされるのですが?

A:巡回相談を活用しよう。

 ・医者には「どう指導したらいいですか」と聞くのではなく、
  「この子はなぜこういう行動をとるんですか」と聞こう。

 

Q:体ほぐしの運動は、小5の場合、何をしたら?

A:・コーディネーショントレーニング

 スマイル検索したらYouTubeの動画が見つかったので
    参考までに、リンクを貼っておきます。
  ▼http://www.youtube.com/watch?gl=JP&v=V3zerc_RUlk

 ・バランス
 ・ゆっくりした動き

 

Q:イスの4つ足を床に着けずにグラグラさせる子には?

A:そういう子は、
  ・足が床につかない。
  ・骨盤が起きていない。

  → 自分の足の裏をさらわせて、
    「気をつけ」の姿勢を教える

   (1)自分で自分の足の裏をさわる

   (2)かかとをつけて立つ

   (3)さっきさわったところに意識

   (4)すね・ふくらはぎが固くなる。

   (5)今固くなったところを意識

   (6)お尻が締まる

      これがいい姿勢!
      踏みしめ感がある。

びっくり身体の一部分をはっきりと意識するだけで、
   けっこう変わるもんなんですね!
   最後の演習は会場全体で体験しましたが、
   びっくりしました。

==============================

上の講座メモは中尾先生のお話の全部ではありませんし、
僕の勝手な解釈が入ってしまっているところもあります。

ともあれ、とても役に立つお話でしたので、
少しでもブログをご覧の皆様にもお役にたつところがあれば幸いです。

俵原先生と金川先生の講座内メモも
次の日記で書こうと思います。

お楽しみに。

 


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最終更新日  2012年04月08日 21時37分36秒
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