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きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2013年03月03日
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テーマ:自己成長(442)
カテゴリ:仕事術

 
五輪書 まんがで読破』
(宮本武蔵
、イースト・プレス、2009、580円)

以前から興味のあった『五輪書』を、読みやすいマンガで読んでみました。

==============================
◆内容詳細 (上の商品リンク先より)

剣豪・宮本武蔵が記した『五輪書』には武芸や剣術だけに限らず、
己の道に果敢に生きる者へ成功と利益をもたらす知恵が詰まっている。
現在もビジネス・スポーツなどあらゆる分野の指導書として活用され、
海外にも翻訳された武道哲学書を漫画化。

目次 : 伝説のはじまり/ 地の巻/ 水の巻/ 火の巻/ 風の巻/ 空の巻
==============================

読んでみて驚きました。

精神論ではなく、かなりの合理主義
具体的に論理的に、「勝負の勝ち方」を追究した本でした。
現在のビジネスでも使える、という話、うなづけます。

以下、読書メモです。

===============================
五輪書 まんがで読破』
読書メモ ロゴ
(「水の巻」の終わりまで。
 ・以降の太字部分が、本の内容。
 顔マークのあとの緑文字は僕の個人的コメントです。)

道具を偏って愛してはいけない。

 特定のことだけ上達して得意になっても
 杓子定規でしかなく
 かえって動きにくくなり
 勝ちは遠のく

 また 必要以上に持ち過ぎるのは・・・
 不足するのと同じことである!

 人の真似をせず流されず道具は状況に適し・・・
 自分の身に合うものでなければいけない。

自己のチェックは怠らず
 先のことを考えた仕事を目指す

・勝負においては
 相手の拍子をかき乱し
 こちらは相手の思いもよらぬ拍子で先手をとること

・何かに気をとられて
 心が偏ってしまわぬよう
 体の真ん中に置き

 その心をゆらゆらとたゆたう流水の状態にして
 その流れや揺らめきが止まらぬようによくよく注意すること

外柔内剛

 一見頼りなさそうにしていても
 心の底では強く
 本心を誰にも悟られないようにする

・自分のほうが有利だと過信せず
 少しも心にひいき目をもたないこと

(姿勢)

 顔はうつむくことなく
    上を仰ぐでもなく
    傾くこともなく
    前を見据えて

 目は動かすことなく
 額にしわを寄せないこと

 瞬きは抑え
 眉間に力を込め
 目を細め 静かな表情を作る

 鼻筋はまっすぐにして やや下あごを出す

 首は後ろの筋を伸ばし
 うなじに張りを保ち
 肩から下全身はひとつのものと考えること

 肩の力を抜き
 背筋を伸ばし
 尻を出さぬようにすること

 そして膝から足先まで力を込めるが
 腰を引くことなく腰に力を入れるのだ

スマイル姿勢について大変具体的に書いてあり、勉強になります。

  僕は自分で姿勢が悪いと思っているので、
  どこをどう意識して変えていかないといけないか、
  こうハッキリ書かれていたのは、本当にありがたかったです。
  マンガだと絵も添えられていて、さらにわかりやすいです。 

・人がものを見るときの目はふたつある

 見(けん)の目と
 観(かん)の目
である

 見の目は 空間把握
 観の目は 見える物の裏側にあるもの・・・
        「本質や相手の心を見通す目」である

硬直して動きが止まることがないように心がける

 硬直は「死の手」であり
 自在な動きこそが「生の手」である

・足使いは、
 つま先を少し浮かせてかかとを強く踏み
 左右交互に足を運ぶ

 足の裏全体で地を踏みしめるのは
 動きが止まるのでよくない

 体を崩さずに足を使うのなら
 相手がどんな動きをしようとも
 攻守ともに即対応できる

・先手を取るためには
 自分は動じることなく相手の心を見てとり
 その心をの隙を見つけた瞬間に素早く一撃を放つこと

ひとりで大勢の敵と戦う方法は、

 まず自分の太刀と脇差を左右に下げ
 広く構える

 そして敵が四方からかかってきても
 囲まれたとは早合点せず・・・
 集団を追いまわす気で戦う。
 そのためには・・・

 まずどの敵が先で どの敵が次にかかってくるのか・・・
 その気配をよく見抜かねばならない

 大切なことは
 一方から魚の群れを追い込むような気持ちで相手にかかり
 敵の隊列が乱れて重なり合い
 個別になったところを
 間髪おかずそのまま強く打ちこむ

 敵の打ちかかってくる拍子を調節して
 敵の崩れる拍子を知れば
 勝利を得ることができる

(「水の巻」の終わりまで)
=============================

仕事や、それからスポーツ、何かの鍛錬の際には
こういったことを意識していると、だいぶ違うのかな、という気がします。

「勝負」というのは他人との勝負だけでなく、
「昨日の自分に今日は勝つ」とか「自分の弱い心に勝つ」という、
自分との勝負というものもあります。

それも含めると、生きるということは、常に戦うということなのかもしれません。

徹底して勝つことを追究し、生涯一度も負けなかった宮本武蔵。
その哲学や鍛練法を今の時代の僕らが知ることができるのは、
とてもラッキーなことではないでしょうか。 

続きは、また次回!

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最終更新日  2013年03月03日 21時44分01秒
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