カテゴリ:小学校
ちょっと前に紹介した本。 小学3年生の学級担任の視点による、 学校現場では、まさに「こういう子、いるなあ。」と思う子ども像 そして、作中の担任の先生のかかわりは、 個人的に印象深かったところをピックアップしてみます。 =============================== (p27 3・4コマ目) ・帰りの会―― T「今日の海田くんの生活は 私が 悪い点をみんなの前で はっきり 言ったので 物語中特に重要でもないようなシーンなのですが・・・。 僕は個人的に、これ、自分と他の先生を比較してみて、 自分はあんまり、こういう、悪いことをはっきり指摘する、ということを でも、いろいろな先生方の指導を見させていただいて、 僕の場合、その場で指導することはあっても、 他の先生方の「帰りの会」での「先生の話」をいろいろ聞かせていただくと、 (p91 1・2コマ目) ・T「『先生が言った』 『お母さんが言ったから』 じゃなくて 大事なことは 自分の考えで 決めるんだ」 T「ノートに書くから」 C「うーんと ・・・最初は・・・」 こうして 「海田くん憲法」が できあがった ここは重要なシーンだと思います。 「○○くん憲法」。 別に憲法でも忍法でもなんでもいいんですけど(忍法はちがうか)。 大事なことはやっぱり、本人が自分の言葉で それがなかなか難しかったりするのですけど、 (p160「大和久先生からのメッセージ」より ・毎週金曜日には 教育相談部会の話し合いの経過や結果が これらは、私にとっては、とても心強いことでした。 たとえば、(略)の時は担任である私が付き添っていていいということを 出張当番も、(略)免除してもらいました。 また、海田くんが一人でいたい時のために、 これらの特別な処置は、海田くんを指導していく上で 周囲の納得・合意に支えられるということは、 この学校ならではのこともあると思いますが、 ケース会議や打ち合わせ、反省会などは 決まり事や学校環境も、そんな話し合いの中で ============================= この本のマンガになっているストーリーは、 学級や学校の中で、「個を生かす」ということを マンガなのですぐ読めますよ。(^0^)
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最終更新日
2013年05月07日 23時25分08秒
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