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きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2014年09月13日
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カテゴリ:教材・教具

算数の勉強にはちょくちょく図形の勉強が出てきます。

今うちの学校の5年生がやっている「図形の合同」もそのひとつ。

ところが、中にはモノサシでまっすぐな線を引くことから苦手な子もいます。

図形を描くことを基礎から楽しく練習するために、
どんな教材があるのでしょうか。

 

実は、「使えるか使えないかわからないけど買ってみた」
という教材があります。

大阪での特別支援教育士セミナーの研修会場で売られていたもの。

視覚発達支援ドリルシリーズ 「点つなぎ」

 点つなぎ1  レベル2

  (→詳細は公式サイトを参照のこと。
     画像はリンク先より。)

 

買った時から「この子に合ってるかな」と思っていた子に、
試しにさせてみたら・・・

「もっとする」

「もっとちょうだい」

のオンパレード。

支援学級で一緒に学んでいる他の子にとっても抵抗なく取り組める教材であり、
買っておいて大正解!の教材でした。

 

ところがこれ、どこでも買えるような教材ではありません。

もちろん、ネットで買うことはできますが、
ネットだと現物の中身を見ながら選べない。
授業で使うことを考えると、子どもに合っているかどうか、
お店で実際に見て、確認しながら選びたい。
(いくつかのレベルに分かれていて、何種類か出ています。)

そこで、昨日神戸出張の折に、
「神戸で一番大きな書店なら置いてあるだろう」と思い、
探しに行きました。

が、ありませんでした。(>。<)

「せっかく来たのに・・・」とショックを受けましたが、
これに代わる市販教材を見つけたので、買ってきました。

くもんの「図形博士」

  
あきびんごの 創造性を育てるドリル 図形博士
(くもん出版、745円)

 くもんの「図形博士」 レベル2

 

どちらの教材も、見本の図形が横にあり、ドット図にそっくりそのまま描き写す、というもの。

「図形博士」のほうは、図形が動物の顔などの絵を表しているところが特徴です。

 

算数の教科書で出てくる作図の問題は、
方眼紙で「同じ図形になるように描いてみよう」 という課題。

でも、これが難しい子は、少なからずいます。

(1)形をとらえるのが苦手な子、
(2)ナナメ線を引くときに始点がどこで終点がどこか判断しにくい子、
(3)落ち着いて集中してまっすぐな線を描き続けることが難しい子

そして、そもそもモノサシをあててまっすぐな線を引かない子(^^;)

教科書のような作図課題にいきなりチャレンジさせず、
上のような教材を使って、楽しんでいろいろな図形を描くことが
最初のステップになりそうです。

既製の教材に頼らず、子どもに合わせて自作するのもいいですね。

 

ちなみに僕の場合はステップ2として大きめの3×3マスの方眼を用意。
その紙に、マジックで描いた見本と同じ図形を描く、という課題を出しました。

方眼紙になると始点と終点を見つけられなくなる子には、
赤マジックでポイントとなる点にチョン、チョン、と色をつけて再チャレンジさせました。

 

計算も、図形を描くのも、回数をこなして習熟することがけっこう大事です。

もし図形を描く経験が足りないようなら、
工夫ある教材で楽しみながらどんどん描くことをうながすのも、いいんじゃないでしょうか。

 

 






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最終更新日  2014年09月13日 19時46分42秒
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