テーマ:偉人から学ぶ(7)
カテゴリ:考え方
ヒフミヨイさんの『ゆる仏道』というコミックエッセイ本があります。
『ゆる仏道』 (コミックエッセイの森) (ヒフミヨイ、イースト・プレス、2019、1100円) オビの言葉は、「もっと 気楽に 生きられる」。 生きづらさを感じる人に贈る心を軽くするための仏教解説マンガです。 実はヒフミヨイさんの夫が、「悟っている」らしいのです。 いわく、 「夫は今を楽しんでいる」 「夫は何か諦めている」 (p27より) うーむ。「悟り」をここまで分かりやすく語った本があっただろうか。 夫を描くだけでなく、ブッダを描いた場面もあるのですが、 その場面では「中道」の説明があり、少々専門的な印象がしました。 中道とは、「2つのものから離れて 矛盾対立を超えること」だそうです。 (p59より) この説明を読んで、平行読書で読んでいた坂本龍馬のエピソードが重なりました。 坂本龍馬はまさに矛盾対立を超える行き方を具現化した最も有名な人物の1人だと思います。 同時に、自分を振り返って、以下に1つのことにこだわっているかを反省します。 本の後半は、ブッダの教えのかなり核心的なところにもふれている気がします。 p92の「幸せを願う言葉」の紹介は、非常に僕の心に響きました。 ==================== 「自分を含めた生きもの全ての幸せを願う言葉を念じると 幸福を感じやすくなる」 「私が幸せでありますように 私の親しい人が幸せでありますように 生きとし生けるものが幸せでありますように 私の嫌いな人が幸せでありますように 私を嫌っている人が幸せでありますように 生きとし生けるものが幸せでありますように」 (p92より) ==================== 詳しくは「慈悲の瞑想」で検索してみてください。 仏教の極意である「般若心経」についても、分かりやすく解説されています。 「般若心経ロック」というのがあると、この本で初めて知りました。 現代語訳の出だしが、「超スゲェ楽になれる方法を知りたいか?」らしいです。 (p103より) めっちゃ親しみやすい! 今は本当にいろいろなのがありますねー。 (関連サイト) ▼『般若心経』をロックな言葉で現代語訳!超スゲェ楽になれる方法って? (grape編集部 公開:2015-10-06 更新:2015-10-07) 調べてみたら「般若心経ロック」以外にもいろんなアレンジが作られています。 う~む、何でもありだなー。 般若心経を持ち帰った玄奘三蔵もびっくりだ。 最後にp121から。 「良いも悪いも 表裏一体 持ち合わせた特質の 悪い所だけではなく 良い所も 見出すようにすれば 気質の違うそれぞれが きっとハッピーに!」 幸せは考え方次第。 「落ち込むこともあるけれど、私は元気です!」と言えるようになりたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年11月29日 15時12分22秒
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