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きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2024年02月28日
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今の時期、勤務市の5年生は椋鳩十の「大造じいさんとガン」を読んでいます。


大造じいさんとガン』 (偕成社文庫) [ 椋鳩十 ]

この作品は、名作ですよね。
昔から小学校の国語教科書に載っています。スマイル

今日は、「大造じいさんとガン」には直接関係ありませんが、ガンの話を、ある本から引用します。


ガンという鳥は、群れをなして飛びますよね。



一羽で飛ぶのと、群れをなして「V」の字になって飛ぶのでは、どんな違いがあるか、知っていますか?

木下晴弘著『涙の数だけ大きくなれる!』には、次のような話が書かれています。


・前を飛ぶガンが羽ばたくと上昇気流が起きて、後ろのガンが少ないエネルギーで飛ぶことができる
・そのガンが羽ばたくと、今度はその後ろのガンがもっと楽に飛べるようになる。
(p106より)

・疲れた先頭のガンは編隊を離れ、ほかのガンが前に1つずつ詰めていく。
 離れたガンは楽な後ろに移るんだ。
 一方、今まで楽をしていたガンは、まだエネルギーが余っているから、先頭を切って飛ぶことができる。
​・こういう方法により、ガンは単独で飛ぶのに比較して71%の力で、同じ距離を飛ぶことができる。​
 しかも、疲れているガンに対して鳴いて励ますこともする。
 また、1羽が編隊から脱落すると、2羽のガンが編隊からはずれていってサポートするんだ。

(p107より)


「大造じいさんとガン」でも、ガンのリーダーである残雪が、我が身を呈してほかのガンを助けるシーンが描かれています。

ガンというのは、仲間を大切にする鳥なのですね。

このガンの話をすることで、「人間も含めて動物というのは、ほかのサポートがあって初めてより良く生きられる」(p107)ということを、著者の木下先生は、子どもたちに教えられているのだそうです。
#もともとは、木下先生が比田井和孝先生からお聞きした話だそうです。


『生きる力がわいてくる「自分へのメッセージ」 涙の数だけ 大きくなれる! 』
(青春文庫) [ 木下晴弘 ]

​​​
上の本は文庫本で小さいのですが、こういった「子どもたちに伝えたい、いい話」がたくさん載っています。

ご存じなかった方は、一度、読んでみるといいかもしれません。
そして、自分が感動した話を、子どもたちにしてみて、「いい話のリレー」をしていけると、ステキですね。ぽっ




「説明ではなく、物語に」 ~中野敏治『一瞬で子どもの心をつかむ15人の教師!』
 (2023/03/22の日記)





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最終更新日  2024年02月28日 20時03分03秒
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