テーマ:話し方講座(35)
カテゴリ:人間関係・コミュニケーション
先日から、「会話」をテーマにブログを書いています。
僕は、とっても会話ベタです。 今日も、会話の中で、思いつきで言ってしまい、後から「ああ言うんじゃなかったな」と反省しています。 会話って、その場で臨機応変に言葉をつないでいかないといけないので、ムズカシイ・・・。 そういうわけで、今日も中谷彰宏さんの本 『会話力のある人は、うまくいく』 を参照して、今後の参考にしたいと思います。 『会話力のある人は、うまくいく。』 (中谷彰宏、※絶版、リンク先は電子書籍) 読書メモは今日が第3回。 最終回です。 ↓過去回は、コチラ。 ▼第1回:「『ラーメンでいいよ』で ラーメン屋さんに行く人は・・・」 ▼第2回:「きっと〇〇なんだろうなあ」 今日は一気に、覚えておきたい本書の教えを、書き留めていきたいと思います。 まだ紹介していなかった中から、中谷さんが、「結局、○○です」とか、「大切なのは、○○です」と言われているところを、連続して抜粋します。 『会話力のある人は、うまくいく。』 読書メモ その3 ・結局、会話力は気づく力です。 (p99) ・結局、会話はポジティブなやりとりがどれだけできるかです。 (p125) ・結局、会話力は、想像力です。 大切なのは、その人の頭の中で、イマジネーションがどれぐらい働くかということなのです。 (p147) ・人間に寄っていくことが、会話では大切なことなのです。 ・効能を語るより、つらい状況を聞こう。 (p152) どうですか? 僕は、「なるほどなあ!」と驚くこと、しきりでした。 こうやって端的に短い言葉で言い切ってもらうことで、今までつかみどころのなかった「会話」というものが、なんだか具体的になって、その実像がつかめてきた気がします。 とても、ありがたいです。 上で引用したところは、学校教職員が子どもたちと関わるときにも、とても大事なことだなあ、と思いました。 今はAIが進化してきて、表面的な会話だけなら、AIのほうがよっぽど上手にできる時代です。 だからこそ、よりいっそう「人間に寄っていくこと」が必要だと思いました。 会話の中の言葉だけを気にするのではなく、相手に対する想像力をもっておく。 必殺技っぽく言うなら、「イマジネーション会話」ですね。 特に最後に引用した「効能を語るより、つらい状況を聞こう。」に関しては、特別支援や不登校支援といった「支援」を仕事にする者にとって、とても大事なことを言われているように、受けとめました。 とっても深い学びが得られた気がしますが、ほかにも大事だと思える箇所がまだ残っているので、もう少しだけ、引用させてもらいます。 ・クレームであればあるほど、それを受ける時の主語は「私が」にすることです。 ・本人が逃げている感じが、会話としてはつらいのです。 (p173) クレームを受けることも、仕事をしていれば、よくあると思います。 そういったときの心構えをこうやって書いていただけるのも、とてもありがたいです。 僕は、会話の中で「逃げている」と捉えられて、ドツボにはまっていった経験があります。 #実際、逃げていました。 だから、非常に心にしみるご指摘をいただいた気がします。 ・いいお医者さんは、会話力のあるお医者さんです。 注射や薬で治療するのではなく、会話で治療するのです。 (p200) カウンセラーさんって、まさに、そうですよね。 そして、教師もまた、カウンセラー的なかかわりが、求められていると思います。 「会話で治療する」 それができたら、最高ですね。 以上で、本書の読書メモを終わります。 自分のために書き残しているという意味が大きいのですが、皆さんのご参考にもなったなら、幸いです。 ブログではポイントだけを抜粋させていただきました。 ただ、本書の中で中谷さんは、非常に興味深い具体例を出しながら、分かりやすくおもしろく話を構成して書かれています。 このブログで興味を持たれたなら、ぜひ、本書を買って、全文を読まれてみることをオススメします。 『会話力のある人は、うまくいく。』 (※リンク先は、古書店です。) (画像提供:イラストAC) ▼「説明ではなく、物語に」 ~中野敏治『一瞬で子どもの心をつかむ15人の教師!』 (2023/03/22の日記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年04月08日 20時29分11秒
コメント(0) | コメントを書く
[人間関係・コミュニケーション] カテゴリの最新記事
|
|