テーマ:熱帯魚&水草の話(1149)
カテゴリ:ベタの殿堂
ってな訳で、ベタの逸品(独断と偏見に満ちてますけど)を紹介する「ベタの殿堂」は続いて、プラカットのバタフライ部門に突入していくのでした!バタフライと言う品種は、ヒレの外縁がヒレの内側とは違う色(多くの場合ホワイト)で縁取られている様子が、ある種のチョウチョみたいと言う事で名付けられた品種で、大概の場合(笑)可憐な感じがします。ショーベタではラベンダー・バタフライとか我が国でも人気の高い品種なんですけど、プラカットではほとんど見かけません。 と言うのも、ヒレの短いプラカットではヒレの長いショーベタに較べてバタフライパターンを明瞭に表現しにくいのか、なかなか鮮やかなバタフライパターンの個体にお目にかかることがありません。バンコクでも多くの個体は、ヒレの本当にフチの部分だけ、気持ち白く縁取られてますっ!みたいな個体がほとんどです。そんな訳でプラカット・バタフライ部門の殿堂入りは10個体もいなかったので、第6位からの発表って事で御勘弁を(苦笑) 第6位にランキングされた個体は・・・うーん、一体何と呼べばいいのでしょう?おそらくはマスタードガスから来ていると思われるので、マスタードガス・バタフライって言うのでしょう。でも、正確な意味でのマスタードガスとは表現形が違ってますけどね。暖かみのある藤色系のボディとミカン色のヒレのカラーリングはなんだかとてもホンワリしてます。個人的には結構好きな色合いだったりします。 この系統はきちんと固定されている訳では無い様で、バンコクでもほとんどその姿を見かけません。でも、バンコクのクソ暑い中をベタの逸品探してさまよい歩いている時、ふと立ち寄ったショップでこういった個体を見つけると、本当に苦労が報われた気になるんですよね~。もしかすると、その瞬間を求めてフラフラ歩き廻っているのかもしれないとさえ思います。だって、ただ仕入れるだけなら有力ブリーダーのファーム直行した方が早いし楽だし、そして安いしね!(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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