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カテゴリ:司法試験
今回は、法科大学院の既習者コースでは、どんな授業をしているか申し上げたいと思います。 ……と言いたいところなのですが、私の通っていた法科大学院は、学生・修了生に守秘義務を課しており、細かいところまではお話しすることが出来ません。 ちょっと大雑把な話になってしまいますが、ご了承ください。 既習者コースでは、六法(憲法・民法・刑法・商法・民訴・刑訴)と行政法については、基礎的なことが出来ているという前提なので、いきなり判例を使った事例演習から始まります。 つまり、判例となった事例を分析して、「判例はどのような事実から、結論を導いたのか」「判例はどのような理論で結論を導いたのか」を検討します。 また、判決を読むだけでなく、ちょっとだけ実務的な勉強も出来ます。 民事事件処理の基礎や、刑事事件処理の基礎を学ぶのです。 例えば、模擬裁判や書面の書き方を学びます。 その他の法律(例えば、破産法・労働法・民事執行保全法など)については、既習者といえども、全く触れてきていないことが普通なので、初歩から教えてもらえます。 あとは、実際に弁護士事務所や、官公庁で実務を体験する機会もあるかも知れません(エクスターンシップなど)。 本当は、もっと詳しく書きたいのですが、守秘義務の関係でどうしても書けません。ということで、興味が沸いた方は、入学を希望している法科大学院に直接問い合わせてみてはいかがでしょうか。 応援していただける方は、下記のバナーをクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月15日 07時48分53秒
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