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カテゴリ:優待株について
さて今日は大好評を戴いております 2016主力株概況シリーズ です。
23位 3091 ブロンコビリー (東1、6・12月優待) ◎◎
PF時価総額23位は、名古屋を地盤に炭焼きステーキ店を展開し、最近は怒涛の関東進撃も開始しているブロンコビリーです。株価上昇により前回の29位から順位を上げてこの位置での登場となりました。
現在の株価は3260円、PBR3.99、株主持分比率は82.4%と「石橋を叩いて壊す」保守的な名古屋銘柄らしく良好、今期予想PER26.42、配当利回り0.7%(22円)、総合利回り1.6%(22+30=52円、優待券のヤフオク平均落札価格はブロンコの高い人気を反映して、驚異の額面の95%!。そのためここでは額面の100%で換算。)で、優待は年2回100株保有で1500円相当の食事優待券などです。
私はブロンコビリーに関しては、「新鮮で美味しいサラダバーと魚沼産コシヒカリを使った抜群の大かまどごはんで巧みに繕っているが、実は密かに肝心のハンバーグと特にステーキが値段の割りには美味しくない。」と判断しており、大きく買うことをずっと見送ってきました。
ただ、この 「ブロンコビリーの悪い企み」 は実は日本の主戦場の関東でも十分に通用する巧みなビジネスモデルだったようで、更にはお店自体の総合戦闘力アップもあって、この数年のブロンコビリーは以前とは見違えるほどの高成長と高利益を誇るピカピカの銘柄に変貌 しています。私はブロンコの業績が変貌し始めてから大慌てでお店に偵察に出かけ、
オープンキッチンの導入
サラダバーのパワーアップ
などを目の当たりにし、
100%自分が間違っていた。ブロンコのビジネスモデルは素晴らしいし、かつ以前よりも圧倒的に洗練されてきている。そしてお客さんも皆ニコニコと最高の笑顔で楽しんでいる。PBRは極めて高いが、このお店の戦闘力ならどうしてもPF上位銘柄として買わざるを得ない。
と考えを悔い改めて優待MAXの2000株+αまで買い増ししたのでした。
さてそれでは次にメインのハンバーグやステーキを見ていきましょう。
まずは看板商品の炭焼がんこハンバーグ
この看板商品のがんこハンバーグがブロンコビリーのメニューの中では圧倒的にコストパフォーマンスが高いように思います。
200グラム大盛カットステーキ
↑ ブロンコおじさんは昔から変わらないですね。
↑ もちろん、食べ終わった後は四季報オンラインでブロンコについてしっかりと復習もします。
さて次は高価格帯の夜メニューからいくつか。
150グラムぶどう牛厚切りステーキ
140グラムピュアプライムヒレステーキ
がんこハンバーグ以外のメニューは率直に言って非常に割高と思います。ただそれを雰囲気の良いオープンキッチンや魅力的なサラダバーでうまく覆い隠して、お客さんを楽しい気分にさせてくれるのが頼もしい 「ブロンコマジック」 なんですね。 ♪
さて以前にも書きましたが、競争の厳しい外食株において 営業利益率2桁 を確保している銘柄というのはカツ丼の「かつや」を展開している3085アークランドサービス、サンマルクカフェで有名な3395サンマルクHD、そしてここ3091ブロンコビリーなど僅かに5社程度しかありません。
ブロンコビリーは名古屋銘柄らしく、財務は堅牢で利益率も非常に高く、出店も地価の安いところや居抜き物件ばかりで固めている、極めて好ましい「ケチケチ渋チン銘柄」です。私は子供の頃には、じいちゃんにせがんで良くこのブロンコビリーに連れて行って貰っていました。じいちゃんは歯が悪くあまり喜んではいませんでしたが、私と妹が大喜びするので連れて行ってくれていたのです。
優しかったじいちゃんの思い出を胸に、そして「新たな高成長株」へと変貌を遂げつつあるブロンコの今後の業績推移をしっかりと見ながら、PF上位銘柄として楽しくホールドして応援して行きたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 9, 2016 07:48:54 PM
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