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みきまるファンド
優待株の中から割安で総合戦闘力が高い銘柄を選別し、3~5年の中長期の時間軸で戦う「優待バリュー株投資」を実践。何があっても決して諦めず、少しでも良い投資家になることを目指して日々精進しています。
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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
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さて今日は株式投資本オールタイムベストシリーズです。第62位は、
オニールの相場師養成講座 (ウィリアム・J・オニール著、パンローリング社)
です。
この本は、永遠の名著で全米ベストセラーでもある、
オニールの成長株発掘法
の著者であるウィリアム・オニールが、初心者向けにその投資哲学を口述したものです。 語り言葉ならではの分かりやすさ があり、私のお気に入りの1冊です。リバモア唯一の自筆本である、 リバモアの株式投資術 などに通じる、「シンプルなんだけど奥が深い」魅力があります。ま、一言で言えば、これまた「最高の1冊」ということですね。♬
さて、初回となる今回は、早くもオニール節全開の「はじめに」を見ていきましょう。
1990年代の相場は、1636年のチューリップの球根に対する投機熱にも匹敵するほど異常だった。。。1998~2002年のような激動の時期を過ごしたあとでさえ、わたしが最も痛感していることは、ものごとはほとんど変わらないということだ。
市場を動かしているのは群集心理だ。そしてー特に非常に多くの投資判断を左右している願望と恐怖心とプライドとエゴについていえばー人間の本性は1929年や1636年と現在で変わった様子はほとんどないのだ。。。投資で大成功することと、あなたの感情や個人的な意見とはなんの関係もない。
株式市場は、わたしたちがどんな人間で、どんなことを考え、どんなふうに感じているかなどまったくお構いなし だ。 市場はなににも増して野獣 だ。人の願いなどに関心はなく、常識など眼中になく、強烈なあまのじゃくであり、事あるごとに大多数を裏切ることに情熱を燃やしているように見える。
市場が従うのは需要と供給の法則だけ だ。あなたが投資家としてこの現実を把握し、市場に逆らわず、市場に沿って行動することを学ばないかぎり、よくても並程度の成果に甘んじることになるだろう。
市場では、あなたが何者で何を考えているかなど何の意味もない。。。 市場はやりたいことをやる。市場に逆らっても損をするだけ だ。
くー、この圧倒的で冷徹な実践感。痺れます。また、これらの文章には、オニールのモメンタム投資家としての考え方が凝縮 されている感じもしますね。
さてそれでは次回からは、いよいよ本文を見ていくことと致しましょう。(続く)
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Last updated
Nov 20, 2017 07:59:47 PM
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