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Sep 14, 2022
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カテゴリ:投資本書評
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト132位





 投資の公理(ポール・マーシャル著、パンローリング、2022年)








 の第2弾です。






 今日は、いきなり最高の出来である まえがき から。









 ​
 金融ほど理論と実践の断絶が顕著な知的分野はない。



 公理や要素還元的な仮説は複雑系を理解する近道となる。それが有効であれば、大きな効果と利益をもたらすことができる。公理的な思考は効率的であり、理論の対象が無生物や機械的なものである物理学や純粋な数学などの領域では時間の試練に耐え得るだろう。だが、社会科学ー基本的に、モデル化や予測を試みているシステムに人間の活動が介在するあらゆる領域ーでは、公理的な思考は本質的に危険である。



 啓蒙主義的な思考が不適切となるのはとりわけ市場に関係する場合であるが、それは市場が公理的な考え方では対応できない典型例だからである。



 市場は、多重の認知バイアスを持った、誤りを犯しやすい、(人間)エージェントが下した、知識の不足した数多くの判断によって生み出される、極めて複雑な非線形システムなのだ。











 市場は、
極めて複雑な非線形システム




 
 くー、なんすかこの名言。





 まさにその通りですね。市場の本質をシンプルに一言で射貫いています。





 この本には、こういう「痺れる名言」が溢れています。実にいい本ですね。(続く)





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Last updated  Sep 14, 2022 06:31:36 PM
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